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058「58歳の転職記・完結編」共済組合の職員

私を雇ってくれた団体は、…とても言えませんが、ある有名な公の組織の共済組合です。
東京のど真ん中にあります。

配属された部署は経理班契約係。
組合の各部署から、これを買ってほしいという要求が来るので、業者さんにメールして、見積もりを出してもらって、一番安い業者を選んで、発注します。
金額が高い場合などでは契約書を取り交わします。

職場環境は超アナログ。
バインダーにはさんだ書類がやってきたら、受付印をバーン。決裁がおりたら、伺いの書類に決裁印をバーン。
いちおう電子決裁は導入されていますが、回付が済んだらブラウザ画面をプリントアウトしてファイル。え?
日常使う道具は、ハンコ、ゴム印、ボールペン、鉛筆、ハサミ、定規、コピー、プリンタ、スキャナー、電話、ファックス。
昭和の職場のよう。
代表者印を押すのとか、契約書の袋とじとかは上手くなりました。
業者さんとのやりとり、私は元々好きです。
電話もファックスも大好き。

団体職員は100名ぐらい。部署は20名。うち頻繁にやりとりするのは5名。
私の直属の上司は大阪人のおねえさん。毎日楽しい会話が絶えません。
違う部署でも職員同士が仲が良くて、頻繁に人が行き来して、まめにおしゃべりして、連携しています。
女性が多い職場ならでは、かな。
私はそこに混ざって、困った時も日々助けてもらっています。

正規の職員ではないので、給料がとても安いのが難点ですが、仕事としては、楽しいし、充実してます。

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