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減酒と、タッチパネルと、ギンギツネ


前にも書きましたが、減量中。

デブ体型であることは別に構わないのですが、もうこれ以上の暴飲暴食は命に関わると思い、気をつけている。

飲み方によっては、あるタイミングからスイッチが入ってしまい、水のように飲み、仕上げにラーメン食べて寝る、みたいな習慣があるので、まずそれだけは止めるようにした。

飲食は午後九時まで。

飲みに行く時には十時までとした。

寝る時には小腹が空いて、朝起きると心地よい空腹感がある。

自他ともに痩せた感じは外見的にないが、歩いて軽く、自転車に乗ってもペダルが軽い。

体重計には乗っていないが、最低1キロは減っただろう(笑)500mlのペットボトル2つ分。1.5キロ痩せていたら3つ分だ。

小腹がすいている時は、充電が50%みたいなもの、と思うようにしている。

腹八分目が80%。

ハンガーノックが20%か。

バッテリーのもちがいいのは、50%と聞いたことがあるが、人間の身体も、その前後くらいが理想なのかもしれない。

断酒したわけじゃなく、楽しくお酒も飲めているので、ストレスはない、と言うか今のほうがストレスがない生活だ。

ところが。

最近、2回、スイッチが入ってしまった。

行きつけの飲み屋さんに行くとスイッチが入ってしまうので、我慢しているが、そういう飲み方をしてしまった。

原因を考えた。

両方ともタッチパネル式だ。

私は、飲み物も食べ物も、一度食べきってから、飲みきってから、お店の人のちょうど良さそうなタイミングを見計らって声をかける。

そして、少しの時間があいて、それらが届く。

このタイムラグが大事だったようだ。

しかし、タッチパネルだと、食べながら飲みながら、次に何を注文しようか考えて、無くなりそうになるとあらかじめ注文してしまう。ずっと目の前に飲み物と食べ物がある状態に。

これはまずい。これだ。

この量をどうせ飲むなら、行きつけ店に行ったほうが良かった…

サイゼリアも、いま各自のスマホから注文するスタイルに変更され始めていて、これも危険である。

話は飛んで、ロシアのギンギツネの話を知っているだろうか?

昔、あるモスクワの研究者が、権力側の反感を食らってシベリアに飛ばされたそうだ。

当時、ロシアではギンギツネのような小動物の毛皮を外国に売るのが大事な貿易だった。

研究者はそこで考えた。

シベリアでは、ギンギツネの繁殖の仕事を頑張った。

頑張っているように見せた。

彼は、秘かにそれを研究対象にした。

ギンギツネは、攻撃的で人間にはなつきにくい動物だそうだ。

毛皮のために、成長したギンギツネを殺さなければいけないわけだが、彼は人間に対してより攻撃的なものを選んで毛皮にし、すこしでも大人しく攻撃的でないものを選んで繁殖させた。

ギンギツネは繁殖力が旺盛らしく、それを続けるうちに、その子孫たちがどんどん人間に慣れるようになり、さらに体型も変わってきたという。

縦長の顔は、平べったくなり、耳は垂れてきて、尻尾も短くなったとか。

すごく有名な研究になった。
家畜化とは、こういうことを言うらしい。

詳しくは、正確な情報はこちらから↓

実は人間もそうで、平和な社会の中で、人々と協調して生きている民族は、あごが小さくなったり身長が低くなったり、体臭がなくなってきたりするらしい。

BTSみたいな人が究極の体型なのかもしれない。

それに比べると、私や祖父祖母の影響で、子どもたちは骨格が太くて、今の時代の理想の体型とは逆行している。ハンデを感じているだろう。

今の時代に合わせようとダイエットしたりして可愛そうに、と表面的には思うが、こういう体型も、人類の歴史の中で必要で受け継いできたわけだから、いつかこういう身体で良かったと、自分自身のオリジナルな体型を受け入れられるといいと思う。

話は最初に戻って、私もそういう体型なので、BTSみたいになろうとは夢にも思わないし、形相も人に覚えられやすいようで、今では気に入っている。

ただし、見た目というより心身ともに快活にいられるよう、ほどほどの食生活、酒生活を続けていきたい。

今後も、応援よろしくお願いします。

今日はこの曲でお別れです。
忌野清志郎で温故知新

(あれっ、再生できない?)

https://youtu.be/ew6i7l22IYQ?si=k1KoZ-HczeY43XGR