禁煙について

今回は、禁煙について書いていきます。

2年前に禁煙し、今後も恐らく喫煙することはないと思うので、自分の禁煙体験を語っていこうと思います。


そもそも私は今まで禁煙したことがありませんでした。
止めようと思ったこともなく、金銭的に余裕がない時も、煙草だけは節約することなく吸っていました。

煙草を止めるとストレスになると感じていたからです。

なので、ずっと禁煙しないまま、一日一箱ペースで吸っていました。


私が社会人になった頃は、今のように喫煙に対して厳しい環境ではなく、職場でも普通に吸えました。
上司もほとんどが喫煙者だったと記憶しています。


海外でも、10年程前に行ったグアムでは、喫煙所が至る所にあり、喫煙には困らなかった記憶があります。

ただ、2016年に行ったハワイでは、ホテル内はどこも吸うことができず、ホテル隣の駐車場の一角に小さな喫煙スペースがあるのみでした。


その流れもあり、2016年から電子煙草を吸い始めました。
当時はiQOSが大流行し、喫煙所でもiQOS愛用者が増えてきた頃でした。


その後は電子煙草が流行り始めたことで、gloやプルームテックにも手を出しました。
長年KOOLを吸っていたので、特にgloを愛用していました。


禁煙を始めたのは2020年10月です。
理由はいくつかありますが、一番は値段が上がり過ぎたためです。


私が煙草を吸い始めた頃は、まだ1箱200円台でした。
それが2020年の10月には500円を越えてしまいました。


1日1箱ペースで吸うと、1箱200円なら月6000円ですが、1箱500円だと月15000円です。
この時点で、もうそろそろ限界かな、と思っていました。


その他大きな理由としては、吸える場所がかなり少なくなってきたことです。

屋内喫煙所は殆どなくなり、外出先ではまず喫煙所を探すのが大変です。

喫煙所のスペースもどんどん小さくなり、狭い場所に人がびっしりという事もありました。


そして、感染症流行も理由の1つです。

狭い喫煙所で、マスクを外して多数の人が喫煙している場所は、感染リスクがかなり高いと思ったからです。

かといって人のいない喫煙所を探すの大変であり、次第に「吸うストレス」が貯まっていました。


禁煙してまず最初に感じたのは、この「吸うストレス」「喫煙所を探すストレス」から解放されたことが大きいです。

煙草を吸うことがストレス解消になっていたのではなく、煙草を吸うこと(喫煙所を探すこと)自体がストレスになっていたことを実感しました。


また、禁煙に成功の大きな要因としては、「煙草を止めよう」「禁煙しよう」とは思わなかったこともあります。

「止めなければ」と思っていると、止めることがストレスでかえって成功しないのではと思っていました。


禁煙をはじめて最初のうちは、口の中に入れる嗅ぎ煙草を持ち歩き、仕事中は喫煙所に行かないようにしてみました。

自宅では今まで通り吸い、外出先にも煙草は持って行き「いつでも吸える環境」を作っていました。


その結果、「喫煙所を探すストレス」から解放されたことが大きく、吸わなくてもストレスは感じませんでした。


また、日中煙草を吸わなくなったことで、自宅で吸っても「美味しくない」と感じるようになり、嗅ぎ煙草も使わなくなって自然と禁煙に至りました。

ここまで僅か1週間程度です。


その後も、電子煙草と嗅ぎ煙草は常に持ち歩いていましたが、結局使うことはありませんでした。


このように、「いつでも吸える環境」を作っていたことも、禁煙成功の要因だと思います。

「もう絶対吸わない」と煙草やライター等を捨ててしまうより、手元残しておいて「いつでも吸える」と思っていた方が、結果的に成功すると思います。


禁煙後の生活は、とにかく「喫煙所を探すストレス」から解放されたことが大きく、「煙草を吸うストレス」から解放された気がしました。

いつの間にか煙草を吸うこと自体がストレスになっていたと感じました。

また、約4年間電子煙草を吸っていたのも禁煙成功の要因と思います。
紙煙草に比べて喫煙感が少ないため、自然と「吸わなくても良いかな」と思えるようになりました。

ということで、今回は禁煙について書いてみました。

あくまで私個人の感想ですが、もし禁煙にチャレンジしてみたい方がいらっしゃいましたら、参考にしていただければと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?