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練習中

最近、映画『もののけ姫』から「アシタカとサン」という曲をピアノで練習しています。

インスタを見ていたら清塚信也さんがたまたま弾いていて、こんな素敵な曲だったっけ〜!と。
清塚さんは、ピアノも、トークも含めて、人としてファンです。

「アシタカとサン」は、ドラマティックで情熱的な箇所もあるけれど、燃え盛る炎ではない。雄大な世界観の中で灯される、信念をもった炎。
さらには、これからも引き続き有り続けるであろうこと感じさせる、穏やかな愛のような、繋がりのような…そういう雰囲気をまとわせる弱音。
こういう音が、ものすごい弾くのが難しいなと思う。


加えて、右手をオクターブや和音でガシガシ弾く箇所が割とあるので、念入りに指の準備運動しておかないと、すぐ手のひらの脇の筋肉が痛くなります。普段からあんまり熱心に練習してないから、余計に。笑

左手はアルペジオの伴奏が主なので、ものすごく難しい音はない代わりに、音がチグハグ飛び出さないように横の流れを生むのが大切。シンプルだからこそ、気が抜けない難しさがあります。

(どんな曲でも気を抜くなよ…というツッコミが自分の内側から聞こえてきましたよ…笑)


ピアノという楽器は、少し距離を取る時期を挟みながらも、なんやかんや29年弾き続けている。
まだまだ難しいけど、すっごく楽しい。
久しぶりにドビュッシーも弾こうかな。