SW2.5 水源を取り戻せ リプレイ
はじめに
このリプレイは「ソードワールド2.5(グループSNEのTRPG)」のオフラインセッションを再編集したものです。
読みやすくするため、実際の発言を少しだけ脚色したりしています。
また、GM含め、すべての参加者が初心者であるため、ルールミス等があり、リプレイでも訂正されていないこともあります。
GMが一部ダイスをメモするのを忘れていたため、結果だけ記している箇所もあります。
また、このリプレイは自分たちの記録として書いているものです。読みにくい部分や謎の会話があったりします。
以上のことをご了承ください。
本作は、「グループSNE」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ソード・ワールド2.0/2.5』の、二次創作です。
(C)GroupSNE
(C)KADOKAWA
今回使用させていただくシナリオはヴォーパルのっち様の水源を取り戻せです。ヴォーパルのっち様には初心者の私たちにルールなどを教えてくださりました。感謝申し上げます。
0 経緯とキャラクターメイキング
「今からソドワやるぞ!」
某日、某宅でそんな掛け声と共に始まった唐突なソード・ワールド。全員がSW未経験。GM以外の3人はルルブすら読んだことがないという有様。それでも、剣と魔法の世界に憧れてしまうのは、男達の宿命と言うものか。
GMはまず参加者にどのようなキャラにしたいかを質問した。「壁やりたい!」「◯AOみたいに二刀流したい!」「ずっと回復してたい!」こんな大雑把な役職と、種族の希望(サンプルイラストだけ見せた)を聞いて、GMは急いでキャラクターを一から作る。(多少無理があってもアニメキャラクターっぽい役職に就けるのもSWのいいところだ。)
そしてそれぞれのキャラクターに経歴表(ルルブⅠP54)を元にキャラ背景を作ってもらう。上に書いたとおり、参加者はルルブを読んだことがないので、ほとんど世界観がわかっていない。だから、少し無理なキャラ背景となっているが、細かいことは気にしないようにしていただきたい。
ここから先は各キャラクターのデータとなっている。読み飛ばしてもらっても構わない。
名前:アーツ・ヤク・ヨロギ PL:あっちゃん
種族:ドワーフ 種族特徴:暗視、炎身
HP:26 MP:20 生命抵抗力:5 精神抵抗力:5
技能:ファイター2 エンハンサー1(ビートルスキン) レンジャー1
戦闘特技:かばうⅠ
武器:ヘビーメイス 防具:スプリントアーマー ラウンドシールド
持ち物:冒険者セット アウェイクポーション 保存食1日分 救命草
概要:赤毛のドワーフ。基本戦闘ではあまり必要のない壁。ビートルスキンを入れて防護点が8点という初期キャラでは固すぎるキャラ。鍛えるために冒険者となったらしい。
名前:ライムスキン・トウ・タレンガン PL:とーた
種族:リルドラケン 種族特徴:風の翼 尻尾が武器 鱗の皮膚
HP:31 MP:12 生命抵抗力:6 精神抵抗力:4
技能:フェンサー2 エンハンサー1(キャッツアイ) アルケミスト(クリティカル・レイ)1 スカウト1
戦闘特技:両手利き
武器:サーベル2本 防具:クロスアーマー
持ち物:冒険者セット ヒーリングポーション 魔香草×2 保存食1日分
マテリアルカード金B7枚
概要:初期作成で二刀流という無理をしたために、ほとんど攻撃が当たらない金の鱗のドラゴン。クリティカル狙いなため、通常の火力はあまりない。リルドラケンという種族をあまりわかっていないため、ロールプレイは人間っぽくなる。キャラ背景はかなり重めだが、プレイ中はPLは完全に忘れている。
名前:ドラクルス・ユートノール PL:ユート
種族:人間 種族特徴:運命変転
HP:15 MP:23 生命抵抗力:3 精神抵抗力:4
技能:コンジャラー2 セージ1 フェンサー1
戦闘特技:魔法拡大/数
武器:レイピア(発動体) 防具:ソフトレザー
持ち物:冒険者セット 魔香草 保存食1日分 ヒーリングポーション 魔晶石5点
詳細:「回復やりたい!」と言っておきながら、バフとデバフを配れるコンジャラーを選んでいる。護身用としてフェンサーを取っているが、HPが低すぎるため、前に出ることは(多分)ない。「魔法使いはやっぱメガネでしょ」と、黒髪メガネの頭が良さそうな青年にしたらしい。
名前:ロナ・モナ PL:GM(三光)
種族:レプラカーン 種族特徴:暗視 見えざる手 姿なき職人
HP:19 MP:21 生命抵抗力:4 精神抵抗力:4
技能:マギテック2 シューター1 アルケミスト1(バークメイル)
戦闘特技:ターゲッティング
武器:サーペンタイガン 防具:クロスアーマー
持ち物:冒険者セット 弾丸24 マテリアルカード緑B8枚
詳細:3人では厳しい冒険になりそうだったので、急遽GMが半NPCとして操作することになった。(GM〈三光〉が一番PLをやりたかったなんて言えない…)NPCが強くなりすぎないように、あまり強くないサーペンタイガンを武器としている。キャラの外観にはGMの好きなアニメキャラの設定を詰め込んである。
1 プロローグ
GM:んじゃこれからソード・ワールド『水源を取り戻せ』を始めたいと思います。じゃあ導入から。
アルフレイム大陸北西部、ドーデン地方。
乾燥した大地に点在する都市国家を魔動鉄道が繋ぐ、広大な地域である。
その南部に位置する《マグノア草原国》は、ドーデン地方には珍しく豊富な降雨量と豊かな土壌に支えられた一大穀倉地帯として知られている。
国土の殆どは麦を中心とした穀物畑に覆われており、その中心部には城壁に囲まれた首都《マグノア》が配置されている。
時期は初夏の昼過ぎ頃。
この地域の夏は日差しこそ強いが湿度は低く、日陰に居れば暑さは凌げる。
首都マグノアの外れに位置する冒険者ギルド《花々の歌声》亭には、今日も仕事を求める冒険者達が集まっていた。
(今回は、ほんとに初心者の集まりなので、細かく説明しています。)
GM:ちなみに、この世界は何回も文明が興っては失われて、を繰り返してきた世界ね。で、300年ぐらい前にめっちゃおっきい蛮族の侵攻があって、その時にいろんなものが失われたと。その時になんとか残った魔法の機械みたいなのの一つが魔動列車ってこと。見た目SLです。
GM:今回はあんまり地方とかは関係ないからスルーでおk。麦畑の風景をなんとなくイメージしてみてね。
GM:それと、冒険者ギルドってのは、冒険者に仕事を斡旋してくれるところ。宿泊施設とか酒場とかも併設されてる、よくある異世界系のやつです。
GM:えっと、じゃあ3人は冒険者ギルドに居るんだけど...ってあれ?三人のPCってどんな関係性?
ライムスキン(以下ライム):えー、なんか適当でいいよ。
アーツ:顔見知りぐらいで。
ドラクルス(以下ドラ):「よう、ひさしぶりだな!」
(※GM注:「」に囲われているのがPCとしての発言、囲われていないものがPLとしての発言です。)
GM:えー、、、一応あなた達はほぼ駆け出し冒険者&成人したてなのですが。久しぶりとは?w
ドラ:細かいことは気にすんなw
アーツ:「お久しぶりです。」
GM:そんな感じで冒険者たちは挨拶をして、依頼を探すことにします。(時間の都合上、ギルド登録はすでにしてあることになってます。みんなLV2だけど……)
ライム:「どんな依頼があるかな?」
GM:えー、掲示板には駆け出しのあなた達に合うものはあまりありません。皆さんが依頼が貼り出された掲示板を見ていると、ギルドの依頼紹介担当のロイ・サッチモ(人間/男性/37歳)が話しかけてきます。昨晩、駆け出し冒険者に丁度良い依頼が舞い込んだらしいです。
GM〈ロイ〉:「よう君たち、今日も元気十分だな」
ロイ:「実は近くの農村で蛮族退治の依頼が入ったんだが、受けてみないか?」
ロイ:「私の経験から言って、君たちのような駆け出し冒険者には丁度良い依頼だと思うよ」
ライム:「どんな依頼ですか?」
ロイ:「このギルドから馬車で半日ほどの距離にある農村が、蛮族の被害を受けてるみたいでな。蛮族といっても妖魔共だがね。そいつらの退治ってわけだ。」
ロイ:「ちょうど30分後に、その村に向かってギルドの交易馬車が出る。それまでに、この依頼を受けるかどうか決めてくれ」依頼書を手渡してくる。
◆依頼書の内容◆
・依頼主はトトリ村自治会代表者
アイヴァーン=トトリ(エルフ/女性/60歳)
・依頼内容は村の近くに住み着いた蛮族たちを追い払うこと
・報酬は一人あたり650G 前報酬としてギルドからヒーリングポーション(100G)を合計2つ支給
・依頼の期限は3日間
アーツ:これって報酬はどんなもんなの?
GM:初陣としては丁度いいぐらい。これに倒したモンスター(蛮族)からのドロップ品とかも売却した分も追加されるからね。
ドラ:「まあ、報酬もそこそこだしすぐにでも受けよう。残り30Gぐらいしかないんだよw」
アーツ:「俺も10Gしかないからなにか働かないとw」この世界の金銭感覚って現実だとどのくらい?
GM:金銭感覚?わからんけどルルブには1G10円くらいって書いてあった気がする。(本当は1G100円です。)
アーツ:うげ、じゃあ今手持ち100円だけかw(本当は1000円です。)「働かなければ。」
ライム:「じゃあこの依頼受けます。」
GM:えっと、じゃあここでライムさんは異常感知判定をしてください。(今後使う行為判定のチュートリアルをやりたい)
ライム:どうやってやるの?
GM:えーっと(ルルブ確認中)観察(スカウト+知力ボ)+2d6で振って。最初だし目標値は7で。
ライム:コロコロ…出目が8だから、達成値は10か。
GM:成功です。じゃあ、あなたは後ろから誰かに袖を引かれていることに気が付きます。
ドラ:誰だろ。
GM:ドラは気づきてないからねw
ライム:じゃあ後ろを振り返ります。
GM:後ろには誰もみえせん。しかし、足元から声が聞こえてきます。
???:「あ、あの…...あたしも参加させてもらっていいですか?」
GM:ライムの足元に身長110cmのフードを被った少女(?)がいます。ライムはリルドラケンで身長高いからライムの腰ほどもない身長ですね。
ライム:そりゃ見えないわけだわ。ライムは身長2m以上あるからね。
アーツ:そろそろ振り向いていい?
GM:いいよー
GM〈ロナ〉:「えっと、あたしロナっていいます。私もその依頼に参加させてもらってもいいですか?」
・・・・・・(沈黙)
(爆笑)
(全員がtrpg初心者なためロールプレイができない)
GM:(なんか助け舟出さなきゃ)
ロイ:「他のお三方がよろしければギルドとしてはいいですよ。見たところあなたも駆け出しの冒険者のようですし。駆け出しの冒険者は4人ぐらいで行動するのが連携が取りやすくていいですからね。」
ライム:子供なのにこんなところにくるんだ。
ロナ:えー、じゃあライムが子供を見るような目でいることに少しふくれます。「あたしは子供じゃないです。成人もしていますから。」
アーツ:俺も低身長なんだけど。ライムからは子供に見えてるってこと?
GM:アーツは設定的に140cmくらいあるかな。この子は110cmだからアーツより更に小さい。しかもこの子はドワーフよりかなり華奢。
ドラ:「子供でも戦えるならいいんじゃない?」(中の人ロリコン)
ロナ:「だから私は子供じゃありません!」
ロイ:「じゃあ報酬も追加しておきますね。」
GM:ということで4人で冒険に出ることになりました。ロナはGMが普通に操作するキャラなのでかわいがってください
2 トトリ村へ
GM:皆さんは馬車に乗っています。馬車の中で自己紹介しましょうか。ロナからやるので参考にしてね。
ロナ:ロナは被っていたフードを外して顔を見せる。稲穂のような色の髪はくせっ毛で、狐っぽい耳と茶色の瞳でややつり上がった猫のような目つきを持つ。フード付きのパーカーっぽい服を着て、(この世界にパーカーは果たしてあるのだろうか。)首にはオレンジのスカーフを巻いている。全体的に人間の8歳くらいのサイズではあるが、成人しているというのが本当なのか、こども特有の丸顔ではなく、人間をそのまま縮小した感じの体格である。(GMの好みを詰め込んでいく。こういうことができるのもtrpgならでは)
ロナ:「あ、改めまして。レプラカーンのロナっていいます。急に依頼に参加させて頂いてありがとうございます。」
ロナ:「えっと…あたしは先月、誕生日を迎えて成人したときに、パパに『自分の居場所は自分で見つけてこい』って言われて、冒険者の装備だけもらって実家の遺跡から出てきたんです。それであの冒険者ギルドに来たんですが、路銀が尽きてしまって。それで依頼を受けることにしたんです。」
ロナ:「あたしはガンを使って戦えます。それと賦術も使えるので皆さんをお助けできると思います。これでも錬金術師の家の生まれなので…。でも、マグノアに来るまででマテリアルカードと弾丸を消費してしまったのであんまり残ってはいないです。」
GM:ちなみにかなりの金欠です。5Gしかないw。
アーツ:このパーティ随一の金欠w
ライム:遺跡に住んでるって言った?
GM:予備知識として、レプラカーンはみんなシャイで、遺跡とか街の地下とかで一族でひっそりと暮らしてるらしいです。種族特徴で姿を消すこともできるし、そもそも結構希少種だから、街で見かけることもほとんどない。で、少食なので、こっそりと近くの家から食料を拝借したりしているみたいです。ただ、手先が器用だから、ちゃんと働くこともできるよ。っていうか、見た目ケモミミの子供だからレプラカーンってわからない。
ドラ:アリ〇ッティ的な?
GM:そう、そんな感じ
GM:次の自己紹介はライムかな?
ライム:「ライムスキン・トウ・タレンガンといいまーす。基本的に二刀流で戦います。・・・以上w」(他に何をいえばいいかわからない。)
ロナ:「前線で敵にたくさん攻撃を当てられる方なんですね。」
アーツ「アーツ・ヤク・ヨロギです。えーと、味方をかばえます。・・・よろしくですw」(ロールプレイの仕方がわからない。)
ロナ:「後衛の私を守ってくださる方ですね。前衛をお願いします。」
ドラ:「ドラクルス・ユートノールです。魔法を使えます。回復とかは任してください。」
ロナ:「回復をしてくださるのですか。あたしも少しはできますが、頼ることになりそうですね。お願いします。」
ロナ:「戦闘のときの皆さんの…皆さんをなんてお呼びすればいいですか?」
アーツ:「アーツで」
ライム:「ライムスキンだと長いか。ライムで」
ドラ「じゃあドラ◯もんで」
GM:おいw
ロナ:「アーツさんとライムさんとドラさんですね。」
ドラ:勝手に略されたw
GM:見た目のび◯なのになんで名前ドラ◯もんなんだよw
(GM注※ドラの設定はメガネをかけた黒髪の人間です。のび◯だよな?でも知力高いんだよな…)
ロナ:「では私とドラさんが後ろから支援、攻撃を行って、アーツさんとライムさんが前で戦う感じですね。」
アーツ:(いつの間に全体を仕切るキャラになってるな…)
GM:そんな会話をずっと馬車の中でしていました。
GM:ギルドから馬車に乗って揺られること半日。
初夏の麦畑は青々と茂っており、風に揺られて緑色の波が立っていた。
日が西に傾き始めた頃、草原の中に簡易な柵で囲われた村が見える。
依頼のあった「トトリ村」だ。
トトリ村で馬車を降り、村の住人に訳を話すと村長宅へと案内してくれた。
村長宅は村の中でも一回り大きな木造住宅で、中からは姿勢の良いエルフの女性が出てきた。
彼女がこの村の代表者、トトリ(エルフ/女性/60歳)である。
トトリは家の中の応接室に冒険者たちを案内した。
GM/トトリ:「昨晩ギルドに依頼したばかりですのに……お早い対応、感謝致しますわ」
トトリ:「私はトトリ、この村の代表者を努めております」
トトリ:「事の始まりは4日前……畑に水を入れるために堰を操作しようとした村人が、大量のネズミの死骸が、水路に流れ着いているのを発見したのです」
トトリ:「その後も朝になると鳥や獣の死骸……更には身体を洗ったような汚れが水に浮いており……」
トトリ:「おそらくなのですが、この村の川の上流に蛮族たちが住み着いてしまったようなのです」目線を伏せて首を横に振る
トトリ:「まだ田に水は張っておりませんが、このままでは作物に影響が出てしまいます。その前に蛮族たちを追い払っていただきたいのです……!」
アーツ:話半分に聞きながらお茶を飲んでますw
GM:(お茶を出したって描写はないけど、まあ自然な流れだよな)
ドラ:この世界に和菓子ないかな
GM:? なんで?
ドラ:どら焼きがあればお茶請けに
GM:ドラの設定まだ引っ張ってくのかよw
GM:一応この村は、今あなたたちが住んでいるラグノアに食材供給をしている村の一つだから、ここでなにかあると、自分たちの住むところの農作物の価格があがる、くらいのデメリットはありそう。冒険のモチベにしてね。
ライム:これ報酬について上乗せしてもらえないかな?
GM:あの報酬だと満足しない?
ライム:命かけて6500円でしょ(まだ1G10円だと勘違いしている)
GM:まーたしかにそうだね(まだ1G10円だと勘違いしている)でもルルブにも報酬の相場はそれぐらいだと書いてあるんだよな。じゃあ...
トトリ:「もし住み着いていたのが、上級蛮族だったら追加の報酬をお出ししますし、なにか大変なことがあったらなんでも声をかけてください。村でできることならなるべく協力します。」
アーツ:言質は取れたか。「じゃあ依頼を受けよう。」
GM:ロナはいいけどあとの二人はいい?
ライム:受けるしかないしね。
ドラ:お菓子もぐもぐしながらうなずく。
ライム:「すぐにでも出発するか。」
GM:もう外は日がくれてきています。暗いところで行動するとペナルティが付くからね。
ライム:「蛮族が寝ているときに夜襲をかけたい。」
アーツ:「みんな暗視持ってる?」(ドワーフは持ってる)
ロナ:「あたしは暗いところでも見えますよ。」(レプラカーンも持ってる)
ライム:暗視ってどれ?
アーツ:種族特徴のところ
ライム:持ってないわ(リルドラケン)
ドラ:俺も持ってない。(人間)
GM:松明とかを持って行動すれば暗いときのペナルティはなくなるけど、片手が塞がるから武器を持てなかったりするよ。
アーツ:松明持ってったら敵に見つかりそうだしな〜。
ライム:「一旦寝るか。明日朝早く行けばいいだろう。」
ドラ:「そーだね。」
GM:自治会館みたいなところに空き部屋が2つあるので宿泊させてもらえる。
また、村の好意で食事を用意してもらうことができる。
みなさん寝るってことでいい?
PL:いいよ
GM:それでは皆さんは温かい食事をとり、ぐっすりと眠ることができました。(ロナは一人部屋にしとこう)じゃあ次のシーンに行くよ。
3 川を辿って
GM:翌朝、日の出と共に村を出発した冒険者達は川を辿って上流へと向かった。
村の近くの川は石畳によって整備されているが、3時間ほど歩くと背の高い草が生い茂る湿地草原地帯になっており、視界が悪くなってくる。
地面も粘土質の土になり、湿ったぬかるみが散見されるようになってきた。
GM:じゃあみんなで異常感知判定(観察+2d6)してね。目標値は9。
ここではスカウトを持つライムと平目のロナが成功した。
GM:ぬかるみで足跡を見つけました。魔物知識判定(魔物知識+2d6)振っていいよ。
ここでは知識持ちのドラが成功。弱点値も抜いてるけど、足跡だけで弱点わかるってすごい…。
GM:これがゴブリンの足跡だということがわかる。
アーツ:周りを見渡してみようかな。
GM:あなたたちが注意深く周囲を探索すると、川辺にゴブリンの小集団がたむろしているのを発見することができた。おそらくゴブリン達は水源に住み着いた妖魔達の一団で、根城の近くを巡回しているのだと思われる。ゴブリン達は川で取った魚や携帯していた獣肉を貪り、食べ残しを遊び半分に川に投げ込んでいる。別のゴブリンはその隣で川に入り、身体を擦って水浴びをしていた。残飯と垢で水が汚れていくのが一目瞭然だ。
ライム:「あいつら殺るか?」
ドラ:「まだ気づかれてないっぽいからね。」
GM:それでは皆さんは茂みから飛び出し、ゴブリン達に襲い掛かりました。戦闘開始です。先制判定(先制力+2d6)をしてください。目標値は11です。
コロコロ…×4 達成値アーツ11他
GM:平目のアーツが一番高いw。それではあなたたちが先制を期しました。配置はどうする?
ライム:俺とアーツが前に行くか。
ドラ:じゃあロナと俺が後衛だね。
GM:じゃあ好きな順番で行動してください。セオリーとしてはバフをかける人、今回のパーティにはいないけど全体攻撃ができる人から行動するといいよ。
ライム:俺全然攻撃当たらないから、命中上げてほしい。
(ライムは両手利きのデメリットで攻撃が命中しにくい)
ドラ:じゃあ手番をもらいます。魔法拡大/数でファナティシズムをライムとアーツに。
ファナティシズム・・・攻撃衝動を高める。攻撃の命中力+2、回避−2。
GM:1ゾロしなければ発動するよ。
コロコロ… 成功
GM:なにかロールプレイないの?
ドラ:「回避下げとこっと」といって悪い顔をします。
GM:味方の命中アップじゃなくて回避下げるのが目的かよw
ロナ:次の手番をもらいます。補助動作の賦術のバークメイルBでアーツの防護点1アップ。ターゲットサイトからのクリティカルバレットでゴブリンA狙います。命中判定
コロコロ…(2,2)
ロナ:ええぇ。元の命中が4、出目が4、ターゲットサイトで1だから合計9。
GM:ゴブリンの回避が10だから外します。
ロナ:MP4が...
ライム:手番もらって補助動作で賦術のクリティカル・レイを使います。
(次の攻撃一回の威力表の出目が+1される。攻撃が当たらないと意味がない。)
ライム:で、両手利きで攻撃します。命中バフかかってるから飛ばなくても大丈夫だろ。(リルドラケンの種族特徴で一日一分空を飛べる。飛ぶと命中と回避に+1)
命中判定コロコロ…(2,4)
ライム:元の命中が1、出目が6、バフで+3だから達成値は10!
GM:えーっと、ぎりぎり当たってません。
ライム:もういっちょ
命中判定コロコロ…(2,4)
アーツ:出目が同じw
GM:もちろん当たりません。7以上は出やすいはずなんだけどなぁ…
ライム:飛んでおけばよかった…
アーツ:何ができるんだっけ?
GM:補助動作で防御高めたりできる。
アーツ:じゃあそれやろう。えっと…ビートルスキン発動。(ビートルスキン 防護点+2)&かばう
ライム:防護点がこれで9かよ、かてぇw
アーツ:そして片手持ちでヘビーメイスで攻撃。
命中判定コロコロ…(3,2)
アーツ:元の命中が5、出目が5、ファナティで2。達成値は12。
GM:命中します。
ライム:俺より出目が低いのになぜ当たってるんだ…
ダメージ4
アーツ:4+追加ダメ4=8ダメージ
GM:ゴブリンの防護点は2だから実質6ダメージ。
アーツ:まだ1体を半減すらできてないのか。
GM:敵はあんまり強くないはずなんだけどな…
GM:ゴブリン側の攻撃です。本当は1d2で対象を決めるんだけど、めんどくさいから適当にやるね。まずライムに攻撃。
アーツ:かばいます。
GM:かばうときは回避できないからね。それじゃあダメージ
コロコロ…(6,5)
アーツ:ちょ…
ライム:俺の時にその出目が欲しかったわ。
GM:ゴブリンの追加ダメは2だから計13ダメ。
アーツ:防護点が元の6とバフで3あるから実質ダメージは4か。
GM:カタスギィ…
GM:もういっちょ攻撃。対象はアーツ。今度は回避ね。
回避判定コロコロ…(3,4)
GM:元の回避が3で達成値が10か。ぎりぎり回避できます。
(ここでGMはアーツにファナティシズムがかかっていて、回避が下がっていることを見落としている。)
GM:最後はライムに攻撃。
アーツ:またかばう。
GM:残念ながらかばうは1ラウンドに1回しか発動しないんだな。ライム回避判定してね。
コロコロ…(2,3)
ライム:これは回避できなさそうだな…
ダメージコロコロ…(2,4)
GM:ゴブリンの合計ダメは8。
ライム:防護点が3あるから実質ダメは6。残りHPは26。
ドラ:HP高すぎだろw(ドラの最大HP15)
アーツ:壁の俺より高いw(アーツの最大HP26)
GM:2ラウンド目に突入します。
ドラ:ライムを回復しよう。アースヒール。威力0の回復。
操霊魔法行使判定 (2,3)成功
回復量コロコロ…(2,3)
ドラ:回復ゼロ?
GM:魔力分+されるよ。
ドラ:じゃあ5点回復か。
GM:魔力5ってエグい…
ライム:全然攻撃が当たらないから尻尾で攻撃する。
命中判定(3,4)
ライム:尻尾の合計命中が4、出目が7で11か。
GM:ゴブリンの回避が10だからぎりぎり当たってる…あれ?ファナティシズムかかってるのか。じゃあ余裕で当たってるわ。っていうかさっきの回避で−2してなかったのか…。まあいいや。
ダメージ:(2,3)
ライム:ダメージ合計で7か
GM:防護点2で実質5ダメ。残りHP5。
アーツ:ライムにかばう宣言して、攻撃。
命中判定(4,5)
GM:よゆーの命中。
ダメージ(5,5)
アーツ:合計ダメージは13。
GM:オーバーキルw。ゴブリンAは死にました。あとの行動はロナか。
ロナ:「ターゲットサイト起動!」(自分だけでもロールプレイをしなければ、と思っている)からのソリッドバレット。
命中判定コロコロ…(2,6)
ロナ:合計ダメージは10。残りHPは6。
アーツ:これならいけそう。
GM:フラグか?w
ライム:当たればすぐ終わるんだけどねぇw
GM:ゴブリン側の攻撃です。一回目はライムに、二回目はアーツを狙います。三回目もアーツで。
アーツ:ゴブリン1体死んでるぞ
GM:そうだったそうだった。じゃあ三回目はなしで。
アーツ:結果的に二回とも俺か。
GM:かばうだから一回目は必中。
ダメージ(2,4)
GM:合計ダメージ8だけど…
アーツ:合計防護点9だからノーダメw
GM:・・・もう一回。
ダメージ(6,5)
ドラ:やばくね?
GM:合計ダメージは13、防護点で引いて実質ダメージは4。
ライム:なぜ敵はこんなに出目がいいのだ…
アーツ:でもこのターンは敵は4ダメしか入ってないから大丈夫。
GM:次のターンくらいで決着がつくかな?
ドラ:ゴブリンたちって魔法が弱点だっけ?
GM:そうだけどドラが使える魔法は前衛巻き込むよ。魔法だから防護点関係ないし。
ドラ:それでいいやw
アーツ&ライム:!?
ドラ:スパークうちまーす。
操霊魔法行使判定コロコロ…(3,6)
ライム:なんでこんな時に限って高いんだよw
ドラ:1ゾロじゃなければ成功だっけ?
GM:攻撃魔法とかの場合、相手がその出目を超える精神抵抗持ってたらダメージ半減、効果は無効になるよ。操霊魔法行使判定が出目が9か。ゴブリンの精神抵抗は10だからダメージは半減。前衛のライムとアーツも精神抵抗振っていいよ。
アーツ精神抵抗判定:(3,3)
ライム精神抵抗判定:(3,2)
GM:二人とも元の精神抵抗と合計して抵抗できて…あれ? さっきの操霊魔法行使って出目9だっけ?
ドラ:そうだよ
GM:それに+魔力だったわw
ドラ:つまり達成値は14…
GM:皆さんそのままダメージ食らいますw。ダメージは一括でいいよ。まだ雑魚戦だから。
アーツ:ここで高いと前衛もたくさんダメージ食らうんだよな…
コロコロ…(3,2)
GM:威力0だから出目5だと魔力分だけのダメージか。合計ダメージ5。防護点は関係なし。ゴブリンたちは弱点なので最終的に7ダメージもらう。ゴブリン2は撃沈です。ゴブリンは残り1体HP9。
ドラ:「アーツ大丈夫か?」
アーツ:「やったのはだれだw」
GM:ここでゴブリンはなにか「グルル…」と言っています。汎用蛮族語がわかるドラだけがなにを言っているのかわかります。「頼む、命だけは」と言っています。
ドラ:「このゴブリン命だけは助けてほしいとか言ってるよ。」
アーツ:「テイムできないかな?」
ライム:「ボスのアジト教えてもらえない?」
ゴブリン:ドラの通訳で会話するね「俺たちは水源の近くに野営してるんだ。そこにボスたちもいると思う。」
アーツ:「こいつに案内してもらえないかな?」
ライム:「裏切られそうじゃない?」「ボスと戦うのを手伝ってもらえるか?」
ゴブリン:「ボスは恐ろしいんだ。戦うなんて無理だよぉ。」
ライム:「よし殺るか」二刀流で攻撃します。
GM:ゴブリンは怯えているので抵抗できません。必中。ダメージどうぞ。
一回目(2,3)合計ダメ8
GM:あとHP1!
ライム:「もういっちょ」
二回目(4,4)合計ダメ9
GM:ゴブリンは死にます。というわけで戦利品判定。(剥ぎ取り)みんな2d6振ってね。
ライム(1,6)ドラ(1,6)アーツ(2,3)
GM:それではゴブリン三体から武器(30G/黒白B)を二個と粗末な武器(10G/黒白B)一個を手に入れます。
GM:ここで回復タイム取るか。回復方法は持ってる救命草、魔香草を使うことでHP、MPが回復するよ。回復量は威力表に従う。で、レンジャー持ってる人は、技巧分回復量が増えるよ。
アーツ:自分のHP回復しとこう。
結果HP7回復
ドラ:アーツMP回復するの手伝って
アーツ:おk
結果MP7回復
ここで何故か6ゾロを出しているアーツ。やる気にみなぎっている。
ロナ:「あたし、魔香草持ってないんです。誰か貸してくださいますか?」(ライムの方を見る)
ライム:「俺魔香草持ってないから」(大嘘)
ロナ:キャラ的に無理やりお願いして回復してもらうのは変なんだよな。
ドラ:その辺に生えてない?
GM:探すことはできるよ。探索判定(観察+2d6)。でも湿地草原地帯なんだよな。生えるもんなのかな?目標値は10で。
コロコロ…×4 全員失敗
GM:何も見つけることはできませんでした。
アーツ:アウェイクポーションってどういう物?
GM:死にかけのやつを起こすポーション。基本的に使わないかな。
アーツ:「しゃーない。先に進むか。」
4 水源の沢
GM:歩くこと更に3時間、昼前頃。
皆さんはついに水源近くへと辿り着いた。
周囲は草と泥の景色から、岩場が主体の景色に変わっていた。
大きな岩があちこちに転がっており、その隙間を綺麗な水が流れている。
GM:皆さんは村から出るときに弁当をもらったことを思い出しました。
ドラ:食べよう。
GM:みなさんが弁当を布袋から取り出すと中からヒーリングポーションが人数分出てきました。(GMが事前報酬として渡す予定だったもの。)
ライム:おー
アーツ:これって戦闘中に使える?
GM:主動作を一回使って使用する感じ。だからポーションを使うと攻撃はできないよ。
アーツ:うーん微妙かな…
ドラ:「俺は使わないと思うからアーツたちにあげるよ」
ロナ:「あたしも渡しましょう」
GM:じゃあアーツとライムが2本ずつ獲得ってことでいいかな。
アーツ:昼食を食べてHP回復とかしない?
GM:しないなぁ
アーツ:そっかー
GM:それでは進めます。しばらく岩場を歩いていくと、その一角に蛮族たちが拠点を作っているのが見える。遠目から観察するに、粗末な野営地といった雰囲気である。そこでは周辺の野生動物から剥ぎ取られた獣の皮が粗末な丸太棒で張られており、不格好な天幕が幾つか形作られていた。また、天幕の近くでは焚き火が焚かれている。
GM:ここで隠密判定(運動+2d6)を振りたい人は振ってください。
ライム:俺スカウト持ってるから行くか。
アーツ:俺はレンジャーで隠密しよう。
コロコロ…ライム成功、アーツ1ゾロ
アーツ:やば!?
ドラ:さっきの6ゾロといい、この1ゾロといい…
GM:左下の自動失敗の欄にチェックしといてね。経験点になるから。
GM:アーツはちょっとガタガタっと岩が鳴っちゃってバレそうになったけど、ライムは完全にバレてません。(シナリオに失敗してもペナルティは発生しないと書いてある。)
ライム:ここから攻撃できないかな?
GM:そこそこの距離があるからね。描写をするよ。岩陰から覗いてみると、白い毛に覆われた大柄な蛮族が一体、大きな獣肉を貪っている。その傍らには、背に翼を備えた小柄な妖魔が媚びへつらうように控えている。また、焚き火の周辺では、フードを被った小柄な妖魔が二体、肉を奪い合って諍いを起こしていた。大柄な蛮族はそれを一瞥すると、手近にあった石を拾い上げて思い切り彼らに投げ付け、恐ろしげな唸り声を上げて威嚇した。どうやら、白い毛の蛮族がこの集団のリーダーのようだ。白い毛の蛮族は立ち上がり、何事か唸っている。汎用蛮族語のようだ。
GM:またドラの出番だね。ドラは「今夜は襲撃だ」「武器を準備しろ 夜を待て」といった内容の会話が聞こえます。様子は見えてないけど。
アーツ:みんなのところに戻って情報伝える。「なんか白い蛮族がいたよ」
ドラ:この情報で魔物知識判定できない?
GM:やっちゃうか。
コロコロ…
結果:弱点 サーベルフッド×2(弱点魔法ダメ+2)
知名度 ボルグ×1 アローフッド×1
失敗 グレムリン(グレムリン×1は情報を伝えるため名前だけ判明したことにした。能力値などは伝えていない。)
GM:皆さんが周囲を観察すると、天幕近くの大きな岩の根元の地面が崩れかけ、やや不安定になっていることに気が付く。おそらく、天幕を立てる際に無理やり邪魔な岩を動かしたのだろう。岩の近くの地面に衝撃を与えることができれば、倒れた岩で天幕を破壊できるかもしれない。
GM:ってことで威力10以上で命中、魔法行使9以上の遠距離攻撃で岩が崩れて、蛮族たちに奇襲をかけられる。だれか試す人は?ってあれ?このパーティ。まともな遠距離ロナしかいない?
ドラ:スパークじゃだめなの?
GM:実はスパークは威力が0なんだよなぁ。それじゃあ……
ロナ:MPケチってソリッドバレット!
コロコロ…命中!
GM:岩が崩れて蛮族たちは驚いています。
ライム:「奇襲じゃー!」
GM:というわけで戦闘開始です。先制判定。今回岩が崩れて敵が動揺してるから+2の補正ね。
結果:ギリギリ成功。
GM:配置はどうする?
ドラ:サーベル達は魔法が弱点か。スパーク打ちたいから、ふたりとも最初は後ろにいてくれる?
ライム:おk。下手に前にいると殺されかねない…(さっきのスパークを受けて)
GM:敵陣営はグレムリンとアローフッドが後方エリア、サーベルフッド2体とボルグが前衛。1ラウンド目。
ドラ:じゃあ初手スパークで
コロコロ…(2,2)
ドラ:なかなかに達成値が低い。
GM:魔法は相手に精神抵抗されるとダメージ半減になるよ。サーベルフッドは抵抗してくる。で、今まで全部の敵を固定値で処理してきたけど、ボスのボルグはサイコロを振って達成値を求めるよ。つまり、すごい高い値が出るかも知れないし、すごい低い値になるかも知れないってこと。
ボルグ精神抵抗判定コロコロ…成功
GM:ダメージ半減です。ダメージロールどうぞ。
コロコロ…(2,2)
ドラ:ダメージは魔力分だけか。
GM:小数点以下切り上げだからサーベルフッド2体は弱点込で5点ダメージ、ボルグには3ダメージだね。
アーツ:ボルグHP高すぎだろ。
GM:このボルグは剣のかけらっていうやつで強化してあるからね。
ライム:手番もらって移動してから、風の翼、キャッツアイ、クリティカルレイ、からのサーベル1に両手利き攻撃。
命中判定 成功
ダメージ(2,3)
GM:合計ダメは6。残りHPは5。
ライム:もう一撃。
命中判定 成功
ダメージロール(4,5)(2,3)
GM:回った!?
アーツ:オーバーキルw
GM:サーベル1はあっけなく死亡。まだ1ラウンド終わってないんですが…。
ライム:強い。当たればなw
アーツ:手番もらって移動してビートルスキン、ヘビーメイスで殴る。
命中判定 成功
ライム:安定の命中いいな。
ダメージロール(1,2)
アーツ:合計ダメージは5。サーベル2の残りHPは6。ダメージも安定してればいいんだけどね。
ロナ:最後手番もらって、バークメイルを前衛二人に投げて、タゲサとクリバレ。
命中判定 成功
ダメージロール (3,4)
GM:余裕の撃破w。ここから敵の手番だ。まずアローフッドが弓でライムを狙撃。
アーツ:かばいます。
ダメージロール (2,4)
アーツ:ダメージなんてなかった。
GM:ぐぬぬ、次はボルグ。一番強そうなアーツを狙う。
命中&回避判定 アーツ回避失敗。
ダメージ(1,3)
GM:あれ?これって…
アーツ:合計ダメージ8ダメか。無効化するわ。
GM:くそぉ…
アーツ:ゴブリンのほうが強かったw
GM:防護点があるなら魔法を使えばいいじゃない。というわけでグレムリンの魔法。エネルギーボルトをライムに。かばうはできないよ。精神抵抗判定ヨロ。
コロコロ…成功。
ダメージロール 結果6
GM:半減して3ダメか。しょっぱい…。サーベルフッドが両方落とされたのが痛いな…。2ラウンドに入ります。
ライム:ドラ、俺に命中バフをかけて
ドラ:ファナティシズムをライムだけにかけるか。
魔法行使判定 成功
GM:あの驚異(脅威)の二連撃が来るのか…
ロナ:手番もらってボルグにタゲサクリバレ。MP4削れるけど知ったことか。
命中&回避判定 はずれ
ロナ:タゲサ使っても外れるんか…
ライム:「俺が攻撃する」風の翼使用して、クリティカルレイ攻撃。
一回目命中&回避判定 命中
ダメージ(2,4)
ライム:最終ダメージは5
二回目命中&回避判定 命中
ダメージ(1,6)
ライム:最終ダメージは6
GM:このターンで11削られた…だと…
アーツ:かばう宣言して攻撃。
命中&回避判定 はずれ
GM:あらら。
ライム:珍しい。
アーツ:唯一の取り柄の命中が…
GM:じゃあそのボルグがライムにキレて攻撃します。
アーツ:かばう発動!
ダメージロール (1,3)
アーツ:ダメージ無効にした。
ドラ:いいぞ、GMの出目が腐り始めたw
GM:ぐぬぬ…アローフッドがアーツに攻撃。
命中&回避判定 回避
GM:グレムリンのエネルギーボルト。ライムは精神抵抗よろ。
精神抵抗判定 成功
ダメージロール (3,4)
ライム:ダメージは半減して4。まだまだ耐えられるな。
GM:嘘だろ…このターン4ダメだけかよ…3ラウンド目に入ります。
ドラ:やることないな。回復しとくか。アースヒール。
魔法行使判定 成功
回復量ロール (3,5)
アーツ:フル回復!
ライム:俺も安全圏まで回復したかな。攻撃する。
一回目命中&回避判定 失敗
二回目命中&回避判定 失敗
ライム:両方外すんかい。
アーツ:俺も攻撃。
命中&回避判定 失敗
ドラ:あらららら?どうした前衛組?
アーツ:回復がうれしくて浮かれてた。
ロナ:あたしが何とかしましょう。タゲサクリバレをボルグに
命中判定 成功
ダメージロール (3,2)
ロナ:合計7ダメか。魔法ダメだから防護点は関係ないけど…出目がしょっぱい…。
GM:おら、アーツにボルグの攻撃じゃ。
命中&回避判定 命中
GM:いい出目よこい!
ダメージロール(2,6)
アーツ:3点ダメージか。これでゴブリンと同レベルだな。
GM:魔法係のグレムリンがもうMPないのか。しょうがないから前線エリアに移動してライムに牙で攻撃。
アーツ:かばうよ。
GM:グレムリンのダメージは…2d6-2⁉ 6,6が出て1ダメしか与えられないやん。
ダメージロール (2,4)
GM:そりゃ無理だ。続いてアローがライムに攻撃。
命中&回避判定 回避 (ここでもファナティシズムの回避ダウンを忘れている。)
GM:これで敵の手番は終わりです
4ラウンド目に入るよ。キャッツアイとかビートルスキンの効果が切れるから注意してね。
ドラ:やることないからエンチャントウェポンでちょっとだけ補助。
魔法行使判定 成功
ドラ:MPがなくなりかけてるけど、魔晶石合わせれば回復2回分はあるからね。
ロナ:あたしはリロードしないとだから一回休み
ライム:キャッツアイをかけ直して空飛びながらボルグに両手で攻撃。
一回目命中&回避判定 失敗。
二回目命中&回避判定 命中!
ダメージロール(2,3)
ライム:合計ダメージが7で防護点引いて4か。クリティカルレイ使うの忘れてたわw
アーツ:こっちもビートルスキンしてかばうを宣言。攻撃する。
命中&回避判定 失敗
GM:アララ?これはチャンスかな?ボルグの攻撃。チクチクしてくるライムがうざいからライム狙う。
アーツ:かばう。
ダメージロール (2,5)
GM:合計ダメージ11…
アーツ:食らうのは2だけだわ
GM:痛恨撃が発動しないとダメージが伸びないな。
GM:グレムリンの攻撃をライムに。
ライム:俺ばっかり狙うのかよ。
GM:だってアーツにダメージ入らないんだもん(泣)
回避判定 成功
GM:まず当たらないし。アローのライムへの攻撃。
回避判定 成功
GM:もう勝ち目ないんですけど…
ドラ:MPないから前線出て戦おうかな?
アーツ:人数増えるとかばえなくなるからやめたほうがいいよ。ドラのHPだとボルグの6ゾロで死ぬぞw
アーツ:手番もらってかばうを宣言して、攻撃する。いい加減当たってくれ…
命中&回避判定 ハズレ
アーツ:なんでや
ライム:さっさと終わらせよう。両手利きでボルグを攻撃。
一回目命中&回避判定 命中
ダメージロール (3,3)
GM:ボルグの残りHP8です!
二回目命中&回避判定 命中
ダメージロール (3,6)(4,5)(5,5)(3,5)
GM:!?
ライム:合計ダメージはえっとー…24かな?
GM:おかしいだろw。オーバーキルすぎる。もちろんボルグは死にます。
ロナ:じゃあ遠慮はいらないかな。タゲサクリバレを…MPがもうないのか。だれかが魔香草使わせてくれなかったからw。じゃあソリッドバレットだけにしよう。
命中&回避判定 失敗
ロナ:グレムリンって回避高いのか。
ドラ:ボルグが死んだから、前線に出てきてもいいかな?とりあえず移動して待機。
GM:次は敵陣営の行動ですが、ボスのボルグが死んでアローフッドもグレムリンも逃げようとしています。次のあなた達の攻撃は自動で当たりますが、倒しきれないと逃げていきます。
ライム:グレムリンに攻撃
ダメージロール (2,3)
合計ダメージ7
GM:グレムリンの防護点は…0なのか。グレムリンの残りHPは7です。
ダメージロール (2,2)
合計ダメージ6
ドラ:妖怪一タリナイ…
ライム:あれ?さっきドラに攻撃のバフかけてもらったっけ?
GM:そうじゃん!それぞれのダメージに+1して、グレムリンは倒れます。あとは後衛のアローフッドだけだ。
アーツ:敵後方エリアに移動して攻撃。自動命中してダメージロール。
コロコロ…(3,2)
アーツ:合計ダメージが9で
GM:防護点が1だからHPが1残る。
ドラ:また移動してアローフッドにレイピアで攻撃。
ダメージロール(1,6)
GM:無事アローも死亡。戦闘終了です。戦利品判定をします。ライム二回、アーツ、ドラ、ロナの順番でダイス振って、ボルグ、サーベル二体、アロー、グレムリンの戦利品をそれぞれ求めるよ。
結果:意匠を凝らした武器(150G/黒白A)汚いフード(20G/白B)×2、粗末な武器(10G/黒白B)×3
追加でボルグから600G相当の宝石袋と剣のかけら×3をとれた。
合計820G相当のものが取れた。
ちなみにグレムリンからは何もとれなかった。ロナのダイスが低すぎて…
5 結末
GM:蛮族達を蹴散らしたあなた達は、水源の沢に作られていた野営地を破壊することに成功する。暫くは川に平穏が戻ることだろう。
ライム:蹴散らしたw
アーツ:やっぱりゴブリンのほうが強かったw
GM:アーツが想像以上に硬かったんだよw。ボルグは基本的に重い武器持ってるキャラを狙うから、ライムを攻撃しづらいしw
トトリ村に戻って事のあらましを報告すると、村長のトトリはあなた達の健闘を称え、ささやかな夜宴を開いてくれた。
村人達が集まり、川の水で育てた作物や果物が振舞われる。
GM:なにかやりたいことある?
ドラ:お酒飲めないっていう設定追加しておこう
アーツ:もうシナリオ終わるぞw
日が沈み、マグノアの草原に吹く夜風が日中の熱気を静かに冷ましていく。
宴と共に夜は更けていった。
翌朝、トトリ村を出たPC達は冒険者ギルド《花々の歌声》亭に帰還する。
ギルドの受付カウンターでは、依頼紹介担当のロイが新聞を読みながら待っていた。
彼はPC達に気付くと笑いながら声をかけてくる。
ロイ:「よう、君たち。冒険者入門おめでとう」
「今朝トトリ村から伝書鳩が届いたよ。無事にやり遂げたみたいだな」
「蛮族退治は冒険者の主要な仕事の一つだ。地味かもしれないけど、人々の生活を守る大事な役割だぜ」
「さて、約束の報酬だ。何か金になりそうなものを手に入れたなら、戦利品鑑定のカウンターに持ち込むといいぞ」*あなた達に革袋に詰まった銀貨を渡す
「飯を食って英気を養うといい。また良い依頼が入ったら紹介するよ」
ロイはギルド内の酒場のカウンターに指を立てる。
暫くすると、PC達が座っている席に人数分のジョッキが運ばれてきた。
中身はマグノアで育った大麦を種として醸造させたエール酒である。
「この一杯は私の奢りだ。未来ある冒険者達に乾杯、ってね」
ドラ:まじでお酒でてきたw
実際はこの後も少しロールプレイが続いたが特に面白みもなかったのでリプレイではカットさせていただく。
6 リザルト
GM:というわけでシナリオ達成です!おつかれさまでした!
GM:今回の冒険で得た報酬を発表するよ。
全員でドロップ品820G+依頼報酬650G=1470G 4人で割って約360G
経験点が依頼達成分1000+敵討伐分100+1ゾロ回数×50
剣のかけらで名誉点獲得。
GM:今回どうだった?
ライム:システムが面白かった
アーツ:今回大活躍できて満足。(←GM泣かせ)
ドラ:ロールプレイがCOCよりもやりにくかったかな
GM:だってみんなルルブ読んでないんだもんw
GM:機会があればまたぜひよろしくね!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?