言葉に敏感になる

こんにちは。

「言葉を相手に合わせる」というのは信頼構築において非常に重要だなと思っています。
ここには2つの側面があると思っています。「距離感」と「単語レベル」です。

「距離感」というのは、立場の差と親密度が交差する点で合わせるものです。
例えば上司は近い距離感を望んでいるのに自分はずっと機械的な敬語を使う、というのはあまり得策ではないと思います。「ラフにいけそうだな」と思ったら、それに甘えた方が気に入られると思うのです。
同様に、何度もやり取りする担当者さんの方から「!」とか「...」等を使った少しラフな返事が来れば、こちらが年下であれ、多少は崩した文面で返した方が「あなたに対してガードを張ってませんよ」という意思表示になって効果的なように思います。

もちろん配慮は必要ですが、結局は「人と人」として仕事を行っているものなので、そうした些細な部分が響いてくるのかなぁと考えています。


また「単語レベル」については、相手の言葉は極力そのまま使ったほうが良いということです。
例えばお店で「おしぼりください」と注文して「お手拭きですね」と言われたら、少しだけ「否定された」という印象を受けると思います。
この原因は、「どう考えても結局は同じことを指しているのに、同じ立場で会話されていないように感じた」のが原因だと思います。否定の意思は全くないわけですが(どちらかといえば正式に言わなかった方が悪いのですが)、言葉を言い直される、違う言葉で確認されるというのは少なからずストレスを与える可能性があります。
細かなことですが、これもやはり「人と人」としてコミュニケーションを取っている以上、齟齬のない場面では極力相手の言葉をそのまま使うのが良いのかなと思います。たった1単語で、上から目線のように捉えられたりする可能性がありますからね。


思考や感情を伝える手段として言葉がある以上、些細な部分にも気をつけて使用しなければならないな、と思います。

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