記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

働くこと、自分を守ること ~「ラストマイル」観たよ #ラストマイル #ラストマイル感想配達キャンペーン #ネタバレ #SHIROBAKO #ソムリエ

ほんと書きたいことがある。
ここの時間をどう作るか、は
たぶん、私のQOLに関わっていくんだろうな。
変わっていく、変えていくルーティンと
変えないルーティンとが
私の新しい人生を決めていくんだと思われる。

さてさて。

はい、「ラストマイル」
2回目も行きました。
なので、ネタバレも含みつつ
感想書こうかな、と。

いちおう説明しておくと
「ラストマイル」は
「アンナチュラル」、「MIU404」とつながる世界の
最新のお話で
シェアード・ユニバースムービーとされています。
日本では初、みたいな表現も見たけど
ガンダムなんかはそうだし
ドラえもんとパーマンもつながってますがな、などと
ややこし古参感は見せたり。
(いや、公式はそんなこと言ってない)

シェアードものであるから
「アンナチュラル」も「MIU404」も
見てた方がいっぱい楽しくなるけど
知らんでもわかるし
単純に面白い映画だと思いますよ。
わたし、2回目で
解像度すごくあがって
そのうえで、3回目もいくつもりだし
ブルーレイ出たら買うと思う。
「アンナチュラル」はブルーレイ持ってるし
シナリオブックも買ってるから
こうなると、おそらく
「MIU404」のブルーレイは買う……のかな。
副音声特典は聴きたい。




さて、ネタバレありで書きます。

いろんな感想ありますが
私は

 面白かった!

が、まず第一声。
次は

 泣いたー

ですね。
特に二回目の号泣感は凄かった。
舟渡エレナが泣いたところは
同じ速度で泣いてたし
(爆弾開封のとことか、ロッカー開けたとことか)
終盤のヒノモト電機の洗濯機が人を救ったところとか
咽てたし
エンドロールの「がらくた」も
眼鏡くもりまくってたし。

一方で
苦い、というか
いまの社会における
物流にかぎらず
最前線で働く人が
なかなか報われてない
構造的な難しさ、みたいなことは
ちゃんと考えさせられたし。

一回目も
二回目も
途中までは、ちょっと乗りにくいのよね。
エンジンかかるの遅い、というか。
いろいろとツッコミたいところもあるし。
爆弾の破壊力とか
エレナさんうさんくさい、とか。
一方で、「MIU404」のテーマがかかると
無条件でぶちあがるから
話の流れとファンムービーとしての
捉え方と両方あって。

ただ、エレナさんが爆弾開けるあたりから
ちゃんと前のめりに引き込まれて
そこからは怒涛。
社会的な問題はリアルでも
解決はファンタジーってのは
なんというか社会派エンタメの
やるべきことで
ここらへんは
我々オタクは
「SHIROBAKO」でも
体験してることですね。
ある業界の恩恵受けまくってるけど
そこには、スーパー苦労してる人がいるのよ、っていう。

満島ひかりの作品って
そんなに観たことないけど
すごい雰囲気あって
さすがの女優さんですな。
NHKラジオの
ヴォイスオブミツシマとか
何回か聴いちゃったし。
(さらに言えば、この人TMネットワークファンらしく
トリビュート参加してるのね、しかもエレクトリックプロフェット!)

いろんな人がエレナさん考察してるなか
あんまり言及されてない
着任最初の

 階段www

ってところ
なんか、面白いなー、と。
効率の人なのね、っていう。

わたしもね
まあ、ブラックな会社が多かった
飲食業界にいるので
どうやったら、山崎佑を救えたかな、ってのは
ずっと考えてたりする。
あんな思いの重い彼女もいたんだから
どっかで相談できれば
すこし、変われたのかも、とも思うけど
渦中の人って
周り見えないし
いちばんの身内だからこそ
話せないタイプもいるしね。

ほんと、今回はいろんな人の考察見てて
「アンナチュラル」は間に合わなかった人のその後の話で
「MIU404」は間に合った人の話で
「ラストマイル」は間に合わせようとする人の話ってのは
すごく納得出来てね。
五十嵐道元も完全な悪ではないしさ。
(ベンチコート、山崎さんにかけてるし)

散々、いろんな人が言ってるけど
米津玄師の「がらくた」は
筧まりかの歌って解釈も
わからなくはないけど
おそらく、ほとんどの登場人物にあてはまるんじゃないかな。
エレナさんにしろ孔くんにしろ
ミコトさんにしろ、中堂さんにしろ、久部くんにしろ
志摩さんにしろ、伊吹くんにしろ
ちゃんと壊れた過去があるしね。
私は、「がらくた」聴いてて
すごくすごく号泣しちゃった。
ものすごく刺さっちゃった。
たぶん、当分抜けないな、ぐらいの。
私も、がらくたになっちゃってるので。

実際ね
筧さんが
どうやって、ワシントンのエレナさんにたどり着いたかは
ちょっと謎で。
ここらへんも
野木さんの言う

 余白

なのかも。

羊急便の犬岡さんは
「地面師たち」みたあとだと
悪い人にも見えちゃうし
シングルマザーの松本さん演じてる安藤さんは
阿佐ヶ谷姉妹の美穂さんやった人だな、とかね。

オフィシャルブック、どうしても欲しくて
取り寄せ頼んじゃった。
ただ、あまりにも問い合わせが多いので
入手できないかも、とのこと。
最悪電書待ちかな。

これもいろいろ言及されてるけど
「踊る大捜査線」オマージュは散見してますね。
最後のパトカーで寝てるエレナさんとか
やりたいことを通すために偉くなったエレナさんとか
レインボーブリッジは封鎖できなかったけど
配送を止められた捜査一課とか
本庁と所轄のバディとか
X線捜査機を配送するために
地図を広げる八木さんとかね。
(踊るの2で地図広げてた気がする)

働く人には
いっぱい刺さるし
完全解決ではないけど
世界はちょっと良くなる兆しが見えるし
(たぶん、世の中ってそういうことの積み重ね)
佐野運送の親子みたいな
善良な人が
人を救うのはただただ泣けるので
まだまだ公開回数多そうだから
おススメしておきます。
私は、今週か来週に3回目いくと思う。
ちなみに3回以上劇場で観た映画は

 「踊る大捜査線2」
 「ラブライブ The School Idol Movie」
 「まどかマギカ 叛逆の物語」
 

以来ですな。
2回観たのは
もうちょっとあったりもするけど。

ではでは ノシ

Xやってます→https://twitter.com/natuhenotobira
インスタも→https://www.instagram.com/m_natsuhenotobira/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?