あの曲とおんなじコード進行で 作曲しようの巻vol.1

趣味で作曲をしています。これまでネット上に投稿した楽曲はまだ60曲あまり。ちゃんとタイトルもつけずさらりとTwitterに投げただけのものは、たぶん10数曲あると思います。

当然これまで聴いてきた音楽や音楽以外の影響を存分に受けているはずですが、はじめて「意図的に、自分が知っている楽曲のコード進行をそのまま使って作曲する」というのを行いました。作ってたらたまたま似た……とかではなく、意識して同じに。

コード進行とは(鬼ざっくり)

ちなみにコード進行というのは、コード(和音)がどう進行していくかというやつで、割と曲の雰囲気を左右するものです。能天気だったり、儚げだったり、勇壮だったり。
きちんと解説してくれてる動画がYouTubeにきっとあるんじゃないかと思います。

元ネタ

今回の元ネタはこれ。
スクウェアのスーパーファミコン用「クロノ・トリガー」(1995年)より「風の憧憬」(作曲:光田康典)です。
YouTubeに公式でアップされているのが見当たらなかったので、ニンテンドーDS版ですがAmazon Musicのリンクを。他のサブスクでも聴けるのではないかな。
有名なので聴いたことがある人は多いでしょう。

ルール

・「風の憧憬」のコード進行を耳コピしてそのまま使う
・なるべくその楽曲に引っ張られないようにする(コード進行以外の部分は真似ない)

途中経過

とりあえずコード進行を耳コピ。

さてそれからどうしようという所で、元ネタ通りに弦楽器メインでいくと確実にそっちに引っ張られます。
ドラムをチャカポコチャカポコ鳴らしたり、ベースをベコベコ鳴らすことでそれを回避します。

実はこのときメロディも作っていたのですが、どうも風の憧憬に引っ張られまくっているのでバッサリ消しました。

出来たもの

これです。
楽曲投稿サイトSoundCloudにアップしました。


やってみた感想

他の引き出しがないと元ネタに似ますねえ。

メロディが元ネタに引っ張られがちでした。
ドラムをたくさん鳴らしたりして元ネタから遠ざかろうとしながらも、頭の中では「風の憧憬」のメロディがずっと鳴ってしまうので引っ張られがちになり、それは創作上のストレスでした。しばらく離れてみたらかなり薄れてくれましたが…

リズムの引き出し、あるいは似たようなコード進行におけるメロディの引き出しが多ければその点はまたストレス少なくピャーッと作曲できたのかなあと思います。
それは意図的に既存の楽曲を真似る場合でなくとも、無意識的に影響が滲んでくるような時にも活きてくるんじゃないかなと思うので、健気にやっていこうと思います。

また敬語だったりタメ口だったりでこういう記事を書く時もあると思いますので、気が向いたらお読み。
( ˘ω˘)

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