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住み慣れた住宅における見守りを実現!在宅介護DXの先駆者としての歩み【ZIPCARE】

エムリンクホールディングス様のご紹介

今回、ZIPCAREが訪れたのは、北海道北見市にある株式会社エムリンクホールディングス様です。北見市の当時の最低気温は-11.2℃で寒いというよりは痛い寒さでした…。

JR北見駅の様子

エムリンクホールディング様は道内を中心に高齢者福祉施設だけでなく、障がい者就労支援、保育事業を展開しています。福祉のオールラウンダーとして、地域に密着した社会貢献を果たしている企業様です。

今回特別にリハデイ、居宅介護支援事業所の他に一般のお客さまもご利用可能なサウナ・温浴をはじめ、カフェ、フレイル予防を目的に健康と美容をテーマにした会員制のサロンがある「北見クラス ルアーナ」の見学をさせていただけました。私の自宅の付近にも是非作って頂きたいほど素晴らしい施設でした!

「北見クラス ルアーナ」にて
サウナ見学の様子

訪問介護におけるまもる~のSHIP活用

多岐にわたるサービスの中でまもる~のSHIPを活用することになったのは、訪問介護サービスです。
都心部と比較して人口密度の高くない地方では、移動距離が多いため1日に4件ほどの訪問が限界の場合もあり、稼働時間に対して利益率を確保するのが難しいことが課題になっています。そこで、一度の訪問にかけるサービスの向上と付加価値の提供のために活用されることになったのがまもる~のSHIPです。

ご利用者の睡眠状況、バイタルデータ、生活動線、居室環境を訪問前に把握することで、より最適なケアを提供することができるため、従来よりも一度の訪問にかけるサービス向上効果を狙っています。さらに、オペレーター室を設けて、希望するご利用者様には24時間見守りのサービスを提供することが可能になっています。ご利用者にバイタルや夜間にベッドに戻らない場合に、オペレーターが最寄りの巡回スタッフに状況を伝えることで、住み慣れた住宅でも見守り+駆けつけのサービスを提供することが可能となります。

2023年における訪問介護事業所の倒産は過去最高を記録

総務省の統計によると、一人暮らしの65歳以上人口に占める割合は年々増加の一方を辿り、2040年には男性は5人に1人、女性は4人に1人が独居高齢者になると予測されています。今後介護施設だけではなく、在宅で老後を過ごす方が増えていくことは明確です。

独居高齢者の数が増え続けているにもかかわらず、訪問介護事業所の倒産件数は過去最高を記録しました。一体なぜなのか調べてみたところ、主な要因は以下のものがあげられていました。

①介護人材の不足
②物価上昇
③大手企業や異業種参入による競争の激化
④コロナ禍による賃金格差の広がり
⑤介護報酬の公定価格と価格転嫁の難しさ

これらの要素が複雑に絡み合い、サービス提供の難しさや企業経営に課題を生じさせ、業界全体に厳しい状況をもたらしています。この現状を打破するために在宅介護にもDXが必要です!

最後に

今回のエムリンク様によるまもる~のSHIP活用に伴う在宅介護DXの取り組みは、北海道にとどめることなく日本全国で進めたいと考えています。施設に入りたくても入れない方、施設ではなく住み慣れた住居で生活をされたい方に向けた、プライバシーを最大限配慮しつつ見守りを実現できるこの取り組みを進めていきます!

エムリンク様 インタビューの様子

在宅サービスを提供されている法人様でこの取り組みを実施したいと考えている方、興味を持たれた方は遠慮なく弊社までお問い合わせください。在宅介護DXの先駆者になりたい!という意思をお持ちの方のお問合せお待ちしております。


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