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大学ラグビー部員の僕③

さて、本題へ。


僕のいたラグビー部は当時120人くらいの大所帯。
部員の多さもさることながら、バラエティに富んだメンバーでした。

高校ジャパン候補だった先輩、
ラグビーマガジンに大きく掲載されていた先輩、
やたら声がデカい先輩、
顔はおっかないのに実は心優しい先輩。。

僕の同期も30人くらいいたと思いますが、その中には
花園優勝メンバーや国体優勝メンバーもいたりしました。

そんなメンバーと過ごした4年間。

正直言って、僕らの学年は同期内での仲はあまり良くなかったです。
ギスギスしてるということではないですが、小グループがいくつかあって、それら同士があまり交わろうとしない感じだった
ように思えます。

けど3年から4年になるあたりから少しずつ雰囲気が変わっていったような。

年に数回、みんなで集まって飲み会もありましたが、そこでは
わりと本音をさらけ出して、次第に小グループが交わりだしていった記憶があります。

そんな僕たち。

先輩の代から、リーグの連勝記録がつづいていたのですが、
それを途切れさせることなくチームとして力がついていきました。

ちなみにここで挙げた連勝記録。
関東対抗戦やリーグ戦、関西リーグ戦と比較するとレベルは
異なりますが、かつてラグビーマガジンあたりで掲載された
記事によると、国内にある各リーグの中の最多連勝記録だったとか。

大学選手権にはあと一歩のところで全国常連の厚い壁に阻まれてしまいましたが、充実した4年間を過ごせたと思ってます。

「同じ釜の飯を食う」ではないですが、4年間同じ環境で苦楽を共にした仲間というのは、かけがいのない財産です。
高校の同期とは異なる思いが、僕には彼らに対してあります。

全国より集まった仲間ですので、卒業した今はなかなか集まることは叶わないですが、いつか集まれる機会があればいいな。

結果として充実した4年間を過ごすことができた大学ラグビー。
そこで出会えた仲間。

これから先の人生で、こんな素敵な瞬間を過ごすことはないだろなと卒業時は思っていました。

ラグビーに打ち込むのもこれでおしまい。
そんな思いで社会に飛び出していきました。


が、


が、、


まさか、その後もラグビーをやるとは。。。


次回、クラブラグビー篇へと続く

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