GID精神科診察第一回目
病院にいくまでのストーリー
仕事で大きなトラブルがあった。
朝からハラハラドキドキ。
頭パニックになりながら安定剤のみのみやり過ごした。
でも、いろんなラッキーが重なって何とか乗り切れた。
いつも崖っぷち。
そして崖っぷちで落ちずに何とかやり切ってる。
そんな感じに思う。
もっとちゃんと準備すればいのに
もっとちゃんと考えればいいのに。
なのに体と頭がまだ動かない。
そんな中で仕事をし始めているのは
ほんとにこれでいいのかと思う。
バタバタな一日がおわり今度はGID診察に向かう。
一旦家に帰って準備してから病院に行こうと思っていたが、一旦家に帰ると間に合わなさそうだ。
帰り着替える事は諦めて、次男を乗せた車でそのまま大阪の病院まで向かう。
この格好で映像に残るのは嫌なんだよなぁ。
そう思いながら車を走らせるが時間がないので仕方ない。
予定時間より早くついた。
何とかご飯を食べる時間ができそうだ。
近くにラーメン屋を発見した。
親子でラーメン好きな私たち。
みると九州ラーメン。とんこつだ。
ラーメンは色々あれど、やっぱりとんこつが一番。
ラッキーと思い店に入る。
しかし………
うーーん。なんかコクがない。
全体的に薄い感じ。
あんまり美味しくない。
薄いなぁ、なんか味足らんよなぁ。
そう言いながら2人でいろんな薬味を足して食べた。
ま、いっか。ラーメン食べれただけでもよかったとしよう。
TV番組撮影
診察時間近くなったので病院に向かう。
前回は病院のビルについたらTVカメラが待ち構えており、地下からビルに上がるその瞬間から撮影されていてびっくりした。
どうやら今日はカメラマンたちはいない。
いつも大きなカメラにでっかいふわふわがついたマイクを持っているから目立つこと目立つこと。
待合室でまっていると私たちより遅れてTV局の人たち御一行さまが現れた。
院長先生はきっと病院の宣伝になると思っているように感じる。終始ニコニコ。毎回丁寧に説明してくれる。
病院の待合室にはまだ人がたくさんいた。
人払いをして最後になってから私たちの診察が始まった。
今度は待合室から診察室に入るまでがカメラ取りだった。
どうでもいいかもしれないが、今日の私の服装はかなりイケテナイ。
後がシースルーのティシャツ。
あーこの服では来たくなかった。一旦着替えに帰りたかった。
想定して準備してなかったぼけてる私が悪いから仕方ない。
こんな時に限って後ろ姿の撮影。
一番嫌なアングルだよなぁと思いつつ、自分は主人公ではないから、まぁいっかと思い直す。
また聞くのわすれたなぁ、いったいいつが放送なんだろう。
まだまだこの先もついてくるみたいだからきっと放送はまだまだだろうな。
いい番組にしてもらえたらいいけどどうなるのかはわからない。
ま、何とかなるか。
と結局脳天気だったりする。
いよいよ診察
今日は第一回の精神科診察。
幼少期の頃から、これからどうなりたいかまで一通り聞かれた次男。そして私。
もー小さい時から、こんなんでしたよ。
途中ブレた時もちょっとありましたけど、
基本は男みたいな感じの次男です。
そんな話をした。
他の15歳よりかなりしっかりしてますねー
先生にそう言われながら人生観を語る次男。
うちはみなしっかりしてるんですよ。
長男は仏ですし、
長女は神で。
この人はこんな感じ。
私の中での彼は性別ないと思ってるから天使な感じかな。
天使は性別ないって聞いた。
でも、私は天使ってあんまりキャラクターとしては好きじゃない。
天使好きな人たちも好きじゃない。
まだ悪魔の方が可愛い気がする。
どーでもいいけどそんな事思ったりする。
次男はニコニコしてご機嫌さん。
よかったねぇー、こうやって進んで。
色々先生から質問されるとまた自分の中で考えてる事が整理されるようだ。
胸オペをしたい
ホルモン注射したい。
女に振り分けられるのは嫌。
でも男になりたいといいながら、男になる!とは言わない。女でありたくないようだ。
本人曰く、男か女かという時代は中学で終わったとか。
自分に自信もち輝ける存在になれば性別は超えられる。
男か女かを超越した存在になりたいとか。
おいおい、なんか話飛躍してるぞ。
性別超越した存在になるんなら、
ホルモン注射いらんやん。
胸オペいらんやん。
と横からツッコミたかったけど、
TVの撮影もあったし黙っておいた。
ま、これからゆっくりこうやって考えながら進んでいくんだろう。
言ってもホルモン注射は一年間のカウンセリング受けた後。
だからそんなに急いで色々考えなくていい。
ゆっくり、じっくり話して、整理して、考えて、どうしたいか決めればいい。
そんなことを思った本日。
明日はどんな日になるかな。
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