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賢者タイムの賢者の知恵

僕は性別は男性。

女性の社会的な辛さや、生き物の機能としての生理の辛さやPMSの辛さについては、正直個人差のある伝聞でしか分からない事は前提としてある。

その上で、男性の辛さについて少し駄文を書いてみたい。

別に論理的なわけじゃない。

ステレオタイプな意見として男性は論理的・女性は感性的といったものがあるが、あれはまるであてにならない。論理性自体はその訓練をしているか、それを要する環境にいるか、後は本人の素養の順であって、論理性の欠けらも無い男など腐るほどいる。

本能と理性は大体前者が勝つ。

男性としてのつらさの第一は、いわゆる本能と理性のせめぎあいにおいて本能が優り、それが常態化しうるということだと思う。

女性のPMSは約28日周期のホルモン変動が原因とされているが、男性はテストステロン値が急激に下がる時など賢者タイムしかほぼないだろう。生き物でいえば万年発情期だ。

賢者タイムのクリアな思考、これが理性の十分に効いた男性本来のものだとするのであれば、テストステロン値を恒常的に下げるためにSEXが欠かせなくなる。

賢者タイムは多く見積もっても覚醒時間の1割にも満たないと勝手に試算すれば9割がたは本能に支配されていることになる。それは、イケてる男もイケてないおとこも男はみんなスケベという結論に至るのだ。無念。

男性の代償

また、男性は女性より比較的体格に恵まれることが多いがこれは高テストステロン個体が筋肉や骨格の形成に恵まれているとも言える。そして一般的にマウス等で高テストステロン個体は寿命が短い。その個体としての能力の拡張は命を削るものであると言える。実際に平均寿命は男性が短い。

社会的な男性像

これは昨今ジェンダー論などでも取り上げられる場合もあるが、ロールとしての男性は男の代償として挙げた身体能力の優位性を生かしたものであるので、危険な役割を任されやすくなる。

ホワイトカラーにおいて危険な役割とは、コスパが悪い現場対応なども含まれるので、まぁ理不尽な目にも会うことがある。

給与計算中に逆流したトイレを直しにいったり、休みの日に休日出勤でビルの鳩退治のためにビルの間をスパイダーマンみたいに登ったり、テナントの雨漏りの緊急対応に行ったり。

そして男女雇用機会均等法やら女性の社会参加の推進として、昭和の時代よりは格差が減ってきたが、それにより経済的な優位性もまた男性は失いつつある。

恋愛プロであるトイアンナ女史にファイナルアンサーを出されてしまうほどである。無念。

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男としてのあり方

とまぁ、こんなのが男の実態であるかと思われます。だいたい知ってると思いますが。

僕としては、生き物としての男の本質と理性の部分をスペクトラムなものとして捉えつつ、スイッチしていくのが男として生きていく上で大切になってくるのかと感じています。


結構、真面目な方で、本質と理性をバッサリ二項対立させていらっしゃる方もいます。個々でうまくいく事例はあるかと思うのですが、集団としてはそれは上手くいかないんじゃないかなぁと思います。


という事を賢者タイムで賢者の僕はぼんやりと思いました。








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