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首相。この国どうしたいんすか?

日本は割といい国だ。

差別も割と少ないし、何より治安がいい。

でもこの国は長いこと低成長に喘いでいる。

そんな中、分配も成長も、と言って新政権が発足した。

どうするんだろうなと見ていると給付金と高所得者への課税、投資への課税強化といったところで、公共事業をおそらく増やしてインフラ強化をはかり、賃金増加に繋げたいのだろう。

残念ながらトリクルダウンは起こらなかったし、それ自体はしょうがない。が、全く姿が見えてこない。


そもそも、自国民への投資を非課税で煽っておきながら、そのNISAへの課税も考える野党のアホはともかく、僕にはこの国の将来像が見えないのだ。

ここ数日、投資や仮想通貨への課税を考えるようなニュースが出てきたが、おかげでブロックチェーンの最先端からはそっぽ向かれてる状況だ。この国はとことん人の足を引っ張るのが好きで、コンクリートに埋まって死にたいんだなと思う。

この問題の大元は、製造業にあると思う。戦後、一時期国を支えた製造業を実業として敬うばかりに、いや崇拝するばかりに、それによった国づくりしか考えられないのだろう。どう考えても、製造業に資本の力で掛け算をするということを嫌っている。バブルが弾けたことを言い訳にして投資は悪と決めていたからだろう。

しかしピケティも言っていたように、投資の所得は時間とともに労働所得を上回るのである。

なお、この間その話を新入社員に話したらキョトンとしていた。詳しく聞くと、金本位制度もドルペッグも知らず、為替も気にしたことがないという。まぁ、こいつに聞いたのがバカだった。が、本を読まない歴史からまなばないということは、アホンダラしか育たないということはわかった。

本筋に戻すとこの国が本当に技術立国としてどうにかやっていくには、ブロックチェーンは欠かせない。なのにその前提の仮想通貨やらそのまわりについては雑所得として法整備すら進んでない。ものだけ作ってりゃいい時代はもう終わったのである。ものとソフトはセットの時代、製造機にの中小企業しか救わないような政策に僕は少し頭を抱えている。






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