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自分の幸せは思ってたのとは違うかもしれない

『子どもが手を離れるくらいの年になったら、私は一体どうするんだろう?』
ポツリと呟いた同僚がいた。
なぜか、その横顔が今でも鮮明に記憶に残っている。

彼女は、長く正社員として責任ある仕事をしていたけれど、
結婚を機に仕事を辞めていた。



女性にとって、
結婚や出産といったキャリアの転換期は、人生の転換期にも等しい。
実際にまだそんな機会を得ていなくもても、
もし結婚したら。もしこどもができたら。
と今後の人生とからめながら悩む時間
は、誰にだってあるのではないだろうか。


先が見えないというのは、誰だって不安なことだけど、
誰かや何かのために、今の自分を犠牲にして生きている
と感じながら時間を過ごすのは、なんだか切ないようにも感じてしまう。


今日は、そんなことを考えたことがある方に、
少しでもお役にたてばと、私が得た心の変化を書いてみようと思います。


これは、私自身の話だけれど、
いつも『何かのために、今がまんする』
という考え方が、ごく自然に自分の中に根付いていたように思う。


受験のために、今年は他のことはがまんして頑張ろう
留学にいくために、2カ月は遊ぶのを我慢してバイトを詰めまくろう
希望の部署に行くために、今年は目の前の仕事を頑張ろう



明確な目標があり、そのための準備期間と思えるのなら、『今我慢する』という感覚も、悪くないのかもしれない。


ただ、そんな企業戦士だったころ、
好きな場所で、好きな人と、好きなことをして生きる(稼ぐ)
という当時よく目にしたキャッチ―なセリフを目にして
当時の私の心が奪われた。

自分はなんて窮屈な、制限された世界にいるのだろう。
そんな風に感じたのを覚えている。


好きなことだけをして、好きな人とだけ関わって生きていく。
それって、最高じゃん。と。(ほんと、単純です・・)



そして、
実際に今フリーランスな働き方を手に入れて感じることは



好きな人に会いに行く
好きな場所に足を運ぶ


もちろん、それはとても素敵なことだけど


実際には、それだけで
『自分』が変わるわけでも、
『自分の人生』が変わるわけでもない。



その出来事と、どう関わり
自分の花を咲かせる栄養にするのか

そんなきっかけに過ぎないということ。


そして、窮屈だと感じていた世界が、
自分に与えてくれていた『お給料以外のもの』に改めてたくさんの感謝の気持ちが湧き上がってきます。



結論からいうと、
好きな場所で、好きな人と、好きなことをして生きる(稼ぐ)
そんなフレーズにあこがれた私はいま、


『好きなこと』をするために、苦手なことに挑戦する機会も多いし、
『好きな人』に貢献したいからこそ、新しい出逢いを得ることも多く、
『好きな場所』の定義も当時と全く変わりました。



緊張の汗を書きながら、たくさん失敗をしながら、
それでも向かいたい先は変わらず見据えて
着実に進んでいるという感覚を持っています。
そしてこの感覚は、『今』が未来のための犠牲や下積みだけではなく、
この瞬間こそがかけがえのない瞬間であると感じる充実感にも繋がっている気がしています。


何をするにも3日坊主になりがちで
結果至上主義だった私にとっては、初めての感覚。



コーチングを学ぶことで
『今』に目をむける視点が増えたということだと感じています。
(↑ちなみにこれは、私がもっている特性でもあるので全く当てはまらないという方もおられるかもしれません。)



そして、もうひとつ変化を感じる点は、
自分の向かいたい先に、たくさんの人の顔が浮かぶようになったことです。
『浮かぶ顔の1人1人と、どんな関係になっていたいか』を想像しながら、今日を重ねるという感覚は私の毎日を少し、ただ確実に変えてくれました。




結局のところ、誰もが望む幸せな未来は
今の自分の選択の積み重ねでしかなく、
今どんな選択をするのか、まさにその質を上げながら過程を味わうことが充実感や幸福感に繋がっていくのではないでしょうか?




未来に築きたい関係があるからこそ、耳が痛いと思われても伝えたい言葉
未来に築きたい関係があるからこそ、今は伝えない言葉
未来に出会いたい自分がいるからこそ、選んだ選択
未来の大切な人に、私はどんな姿を見せたいだろう?



こんな風に今まで持つことのなかった問を得たことで、今まではしてこなかった選択や行動を繰り返しながら今日も小さなチャレンジを楽しめる自分でいたいなと感じています。



今の仕事は辞めた方がいいよ
女性でも、今は仕事をする時代だよ
手に職をつけた方がいいんじゃないか
〇歳までには結婚した方がいいんじゃないか




あなたを思ってくれるからこそのたくさんのアドバイスや情報を受け取ることも多いかもしれませんが
どんな選択が一番あなたの在りたい姿に向かう選択になるのかを考え
自分で選び取ることをあきらめないでください。





自分を知る努力のさきに、
気づかなかった自分の価値に触れることもたくさんあるはずです。
大人になり悩みの種類や大小はさまざまですが、その受け取り方は人それぞれ違うもの。


あなた以上に、あなたの人生を前に進めることができる人はいるでしょうか?



自分を映す鏡がなければ、自分の姿が見えないように、
自分だけでは気づくことができなかった、自分の価値や思いに気づき、より幸せを感じることができる自分らしい選択をするひとつの手段として、コーチングをぜひ活用してみてください。





文中にある自分の特性を知るためのコンテンツ、タイプ分けコミュニケーション分析診断はトラストコーチングスクール一般講座に含まれています。

コメント 2020-02-18 192638

自分の特性を理解し、関係を築きたい人の特性を知ることは、コミュニケーションをとるうえで私にとって目から鱗の気づきばかりでしたが、日常のコミュニケーションミスが腹落ちした瞬間でもありました。
(だからあのとき、こうなったんだ・・と過去の出来事を繋がる感覚)
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