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僕がサッカーから学んだもの

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幼少期から続けてきたサッカー。 場面場面で僕がサッカーから得たもの、感じたものを書いた記事です。
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#サッカー

失って気づくのは「大切」だけじゃない

”失って初めて気づく。” これは何も、大切なものに限ったことではない。 これまであったものが、本当に自分に必要だったのか。 「○○をする時間。」これが無くなった途端に、本質的な問いが自分の中に生まれる。 例えばコロナ禍。 それまでは、どんなにやる気に満ち溢れていようと、落ち込んでいようと、関係なく時間になればグランドに足を運び、ボールを蹴っては追いかけた。 ある日、自分の生活の中で不変の行動にストップがかかった。 緊急事態宣言という前代未聞の状況の渦中に自分は存在するこ

熱くそっと恋をして

先日大学サッカーを引退し、(多分)5歳から始まった自分の競技生活に終止符を打つこととなりました。 下記の文は、全日程が終了して書いた最後の部員インタビューの文です。 僕にとっての、僕から見た、チームの姿や思いを言葉にしたので是非ご覧ください。では、どうぞ。(読んだことある人、最後にも文付け加えたからそこまでスキップ!) まず初めに、このような難しい情勢の中、私たちのためにリーグ戦を開催・運営等、様々な所でご尽力いただいた関係者の皆様に、感謝申し上げます。 また、4年間指導

目指した瞬間的日本一

まだ1週間あると思えたあの日から、7日が経った。 ここ3日は凄くエモーショナルな自分に出会う場面が多かった。 0℃に達しない気温の中、グラウンドに行き、朝っぱらから大声を出した。 「寒さなんて関係ねぇ。」 その気持ちとともにあるのは、 「何か残したい」って気持ちだったのかなー。 随分、うるさい、頭おかしい、と思ったことだろう。 今になって言う。自分の中では勝負だった。本当に個人的な勝負だった。 勝利か敗北かは、これ以前にもこれ以降にも不明のままだけどね。 目指すは「

自分−サッカー【vol.276】

×(かける)の次は−(引いて)みよう。 ざっと18年目随分長いことボールを蹴って追っかけてきた。 そこから得たものは、サッカーの技術だけではない。 礼儀も、諦めないことの大切さも、コミュニケーションの取り方も、仲間も。 いろんなものを得た。 18年間で習得したものを上げれば、ここには到底書ききれないほどだ。 −引く−あえて引く。 自分からサッカーを引くと何が残るのか。 自分×サッカーだった。何も残んねぇ! やっぱサッカーってかけがえのないもので最高だよな!

18と22の壁【vol.269】

コミュニケーションと聞くと、まず何を思い浮かべるか。 会話?連絡?ジェスチャー?議論? 大学に入ってから、 いや、より人と、自分と向き合うようになって、コミュニケーションの重要性に気付く。 2020年ももう半年が終わろうとしている。 そこで、何を思うか。 必要性今年入ってきた後輩とのコミュニケーション。 漠然と、まだまだ図れていないと感じる自分がいた。 なぜ”コミュニケーションをとらねば”と感じる自分がいるのか。 それを探ったところ、自分の経験が背景にあった。 1

人生×サッカー【vol.268】

ある時、気づいた。 いつかは覚えていない。 感じた時があった。 "サッカーは人生のように、人生はサッカーのように"この言葉にたどり着いた。 大学に入ってからだっけな。 この言葉が正しいかは知らない。 ”本格的に”うまくいかなくなったことが、”人生×サッカー”をリンクさせた。 正解が1つではないこと。 状況把握、判断、決断、切り替えの繰り返しであること。 予測が必要であること。 視野の広さが重要なこと。 コミュニケーションが大事であること。 そう簡単にはうまくいいかないこ

「本当にサッカーが好きなのか」【vol.251】

皆さんこんばんは! 今日は、自粛期間に感じたこと(サッカー編)について話します。 「自分はサッカーが本当に好きなのか?」 そんなに好きじゃないのでは。 不覚にもこう思ってしまった自分がいた。 サッカーができないことよりも、「皆に会えない」そのことが何よりも辛かった。 そんなときに思ってしまった。 サッカーが大事だった。プレーすることが重要だった。 サッカーで繋がった僕と皆は、今ではサッカー以上に大切なものになった。(皆がどう思うかは知らないけど、少なくとも自分はそう

部員ブログ【vol.228】

皆さんこんばんは! 今日は、部活で部員ブログを書かせてもらったので、その文をここに書きます。 そうです。コピペです。(笑) 今日は許してください。これにめちゃめちゃ時間かかったので、もう1つ書くのは、、、、。ごめんなさい🙇 では、ご覧ください! ==========「今」 別にサッカーはやらなくていい。 生きてくうえで、スポーツも必要ない。 コロナウイルスとは全く関係のない内容を書こうとしたものの、やはり、この現状、今から目を背けることなく、向き合って感じることをここ

Football Assist トークイベント 【vol.224】

皆さんこんばんは! 今日は、非常に貴重な時間を過ごしたので、そこで印象的だったことをお話します。 というのも、 Football Assistのイベントに参加しました! 普段、大学サッカーの選手のトレーニング・備品・就職支援などをしていただいており、今日はプロジェクトに携わっている大津祐樹選手、酒井宏樹選手とゲストの長友佑都選手のトークイベントが行われました! プロ第一線で活躍されている方々のお話を聞ける時間は本当に貴重でした! サッカーにおいても、一人の人間としても、

嫌いじゃないよこの感じ。

皆さんこんばんは。 今日は、今の心境を吐露って感じで。 . 自分の思考回路はどうなっているのか。 そんなことまで考えるようになった今日この頃。 普段、全く考えていないわけではない。ちょっとは何かしらの事を考えてきたつもりだった。 しかし、この期間、圧倒的に考える量は増えたと実感している。 間違いなく、今の状況が、自分の思考を張り巡らす要因となったわけではあるが、意外とこの分野は嫌いじゃない。 今、世界中が揺れている。 スポーツ界は正にその揺さぶりで篩いにかけられてい

この期間にできること~本音探しの時間~

皆さんこんばんは。 一体いつまでこんな生活が…と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。 SNSに写真一つ載せるにしても、「これは何日に撮影したものです。」の一言や、ニュースを見れば「感染者何人超。」を見なければならない日がずっと続くのは嫌というか悲しいですね。 そして、自然とコロナウイルスに関して触れてしまう状況も。 ただ、前を向いて進むしかありません、心を強く! ◇ さて、本題に入りましょう。 自分自身、大学の体育会でサッカーをやっています。 現在、活動自粛中です

やらかした後の行動で決まる

耳が痛い話。 思わず、耳を塞ぎたくなるような話はあると思う。 「ごめん!」「やってしまった、、、反省。」と自分が認識しているミスに対して、さらに念入りに指摘されたりしたら、場合によっては、「わかってるよ!」なんて言いたくなることもある。 ◇ サッカーではよくあることだ。 それは、自分でわかっていればわかっているほど、そういう感情になってしまいがち。 でも、受け止めて、次に進まないといけない。 そして、冷静に向き合わないといけない。 日常の生活でも同じ。 まずは自分の

未熟者

楽しむとふざけるの違い。 大学生にもなれば誰だってわかる。 何が違うのか。 サッカーで言えば、「ぬるい」と表現されることもある。 自分がプレーする身として感じる違いと言えば、「空気感」だろうか。この空気感(雰囲気)は、自然と構築されるものでもあり、作り出すこともできる。そして、作り出すことができるということは、変えることだって可能である。 ◇ 自分はまだ未熟だった。 「ぬるい」と感じていながらも、変えることができなかった。 このままではだめだと思っていながらも、変えら

ピッチで飛び交う声

「やれよ!」 「集中しろ!」 ピッチ内で耳にする言葉。 チームとして、個人として、勝負となれば互いに熱くなる。 そして、自分達同士で突き詰めなければならない。 時に、練習がぬるいと、やれてないと感じる時がある。 これは以ての外。日本一になるにあたって問題外の状況だ。 たいそう次元の低い話ではあるが、この状況の時に耳にするのなら、理解はしやすい。 しかし、ピリッとした練習の際も、同じく、最初の言葉は飛び交う。 球際、切り替え、イージーミス。。。 ◇ ここで一旦冷静に