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文章の心得

 研究論文を書くことに取り組んで初めて、
自分の書いた文章は、自分の思いを述べていない、
ということがわかりました。
 「『人から理解されていない』と感じるの
当たり前じゃないの!」 と一人ツッコミを入れつつ、
実は他の方々は私が書き表したとおり
ご理解くださっていて、私が自分の思いと違うことを書いていた、
ということにとても驚きました。

 そんなことってある? と思われますか。
 言葉の使い方や意味の理解が少しずれていたみたいです。
 自分の思いの微妙なところを伝えることに対して
慎重になっていなかったのですね。

 では、拝読して「おもしろい」「わかりやすい」
という文章を書く方が自由自在に書いているかというと、
そうではないそうです。
 日々精進され、工夫を凝らして、その積み重ねで
ようやく書けてきたかなと思えると、90歳の先生に
教えていただきました。

 加えて教えていただいたのは、井上ひさし氏の言葉。
 「むずかしいことをやさしく、
  やさしいことをふかく、
  ふかいことをおもしろく、
  おもしろいことをまじめに、
  まじめなことをゆかいに、
  そしてゆかいなことはあくまでゆかいに」

 やさしいことをむずかしく書いたり、話したり
してしまいがちだなぁと思います。
 自分でよくわかっていない、
自分のものになっていない、むずかしい言葉を
使ってしまっているなぁと思います。

 あ、今、小学校の作文が張り出されたことが
あるのを思い出しました。
 アウトプットは嫌いじゃないんです。
 
 そう、昨日もブログを書いたら
フォローしてくださった方がいらっしゃる💕
 ありがとうございます。

 とても励みになります。
 「やさしいことをふかく」書いてみたいです。

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