相互確証破壊による平和

皆様、明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

本年最初の話題は、何故この国のいじめやハラスメント、クレーマーが無くならないかです。

これらの行為は大抵が犯罪にカウントされる………案件なのですが………これらの行為は見逃される事が多々あります。
それは何故か?

理由は色々あるでございましょう。

企業・団体なら風評被害やスラップ訴訟
個人は住所特定や嫌がらせ
etc.

ま、要は右から左に受け流す事で、被害を拡げない事が事なかれ主義と皮肉られる処世術であります。

もちろん、それを全否定する事はしませんが、やってはいけないシチュエーションは存在します。

それは、こちらの存在意義を抹殺しに掛かる場合です。
この場合、意図的にせよ、そうで無いにせよ、事なかれ主義を行ってはいけません。

相手は個人の場合は、社会若しくは生命的に抹殺しに、企業・団体は倒産・解散まで追い込むまで止める筈が無いのです。

誰かに止められて止まるのは、改心でも何でもなく自分達の利益にならないラインを踏み越えそうだからでしかないのです。

しかし、日本では、学校や企業・団体内でそのような事案があっても一時的に報道があっても訴訟等がなされる等があまり無いのです。

これこそが、日本において、いじめやハラスメント・クレーマーが居なくならない原因です。

嫌がらせする連中には、これは犯罪であるという意識を持たせる事が出来ないのが、事なかれ主義の悪い点なのです。

では、いじめに焦点を併せるならば、解決方法は極簡単です。

学校に警察官を数名、駐在させれば良いのです。
いじめがあったならば、警察官の所に行く、それを徹底すればいじめは極めて減少させる事が出来ます。

つまり、いじめを行う事にリスクを課すのが一番効果的なのです。

行動にはリスクを伴わせる事を、相互確証破壊と言います。
元は核戦略上の言葉ですが、結局人間ですから、争いを避けるにはこの考え方が最も重要なのです。

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