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2023年4月17日〜5月7日まで巴波川周辺道路にて実証実験を行います。【R5年度社会実験】

栃木市官民連携まちづくり組織・ウズマクリエイティブ、プロモーションよりお知らせです。

2023年4月17日(月)〜5月7日(日)まで、「うずまの鯉のぼり」が開催中の巴波川周辺道路にて、道路空間を活用した社会実験を実施いたします。

私たちウズマクリエイティブが面的にまちづくりを行う上で、欠かせない存在の一つが「巴波川(うずまがわ)」です。
町に川があることの素晴らしさやありがたさを感じているメンバーも多く、巴波川は市民にとっても誇れる大切な場所と認識しています。

巴波川では遊覧船に乗ることができますが、そこには、舟運が「栃木市の発展」に大きな役割を果たしてきたという歴史的な背景があります。
幕末期から昭和初期に栄えた問屋町、北関東の商都と呼ばれた栃木市を支えた巴波川。
巴波川舟運の発達により、東京、埼玉、千葉、茨城などへの物資輸送だけでなく、関東と南東北の流通を結ぶ結節点として、問屋業、製造業発展を支えました。

元和3年(1617年)、徳川家康の霊柩を久能山から日光山に改葬した際に、ご用荷物などを栃木河岸に陸揚げしたことにはじまるといわれています。その後は物資の集散地として、部賀舟(べがぶね)や都賀舟(つがぶね)などが往来し、江戸との交易を盛んにしていきました。

当時の巴波川は水量が豊富で流れが速く、下りはよいが上りには大変な苦労を強いられたということで、両岸に綱手道(つなてみち)を作り舟を綱で引いて遡航したといわれています。

鉄道の開通と共に舟運は次第に衰えましたが、今では遊覧船が運行し、市民に観光客に愛され、うずまの鯉のぼりをはじめとしたイベントも多く行われています。

巴波川には鯉や、季節によっては鴨が優雅に泳いでいます。川を眺めながらゆったり過ごしてみたい。そんな風に通り過ぎる方も多いのではないでしょうか。

今回の実証実験では、そんな巴波川の周辺、綱手道と幸来橋を実施場所とし、小休憩等ができるスポットを設置。どのように活用がなされるかを検証します。

実施概要

実施期間やスポットの概要は以下となります。
エリアごとに実施期間等が異なりますのでご注意ください。

上記画像は以下からPDFでダウンロードできます。


これまでもまちづくりに関わる多くの方がこの場所を活用し、憩いの場所を作りたいと願ってきましたが、道路利用には多くの課題があり、なかなか実現が難しいものでした。
今回、綿密な調整を行い実験を行うことができることとなりましたので、皆さま期間中に各スポットをご利用いただき、今後の巴波川周辺の活用への検証にぜひご協力ください。

今後の発信・SNS

社会実験の様子や今後公開となる情報は、
本noteでの発信ほか、蔵街うずまさんのTwitter、およびcornerで活用していたInstagramアカウントからも発信いたしますのでご確認ください。

出店利用者募集につきまして

実証場所での出店にご興味のある方を募集しております。
出展ブースでは、事前にお店で準備していただいた軽食やドリンクを持参いただき、 販売いただくことを想定しています。
ご興味のある方は以下PDFをご確認いただき、下部の管理事務局までぜひご連絡ください。

お問い合わせ先

管理事務局(会場利用で何かあった場合もこちらにお願いいたします)
日本工営株式会社 道路空間実証担当
TEL:03-3238-8342 MAIL:michi-no-match@n-koei.co.jp

広報(取材等はこちらまでお願いします)
info@yum-innovation.tokyo(担当:YUM innovation 義達)

主催 栃木市官民連携まちづくり組織 ウズマクリエイティブ
協力 栃木市