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栃木市の官民連携まちづくりをぼちぼち知りたくなってきた方へ。

栃木警察署跡地で行われている拠点設置実験「corner」も残り二週間となりました。(10/23まで)

長いようで短い2ヶ月間、でもこれまでもっと遥かに長い10年間という時間、駐車場としてしか使われなかった場所。
寂れていた風景に少しでも彩りが感じられ、市民の方や観光客の方がくつろぎ、栃木市という街のときめきの一つになれていたら嬉しいです。

cornerの一角に「拠点設置実験のその先」というポスターを貼り出しています。

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結構立ち止まってみていただいている方も多く嬉しいです。
私たち、栃木市官民連携まちづくり組織ウズマクリエイティブは、10年構想を掲げ、今回のcornerのような実証実験を行なったり、ゆくゆくは推進会社の立ち上げにより持続的な栃木市のまちづくりに取り組み続けたいと思っております。

そのうちの一つが、この長年活用がなされてこなかった警察署跡地での拠点開発です。栃木駅を降り立ち、蔵の街大通り方面に目を向けると、主に銀行や塾ばかりが目に入り、初めて栃木市に来た人は「これ、このまま歩いて行って大丈夫かな?」なんて思ったりします。警察署跡地に拠点ができれば、ぎりぎり駅から見える正面の位置にある為「あそこまで行ってみれば何かあるかも」とまち歩きのきっかけを生み出します。

また、大通りを抜けた先には「嘉右衛門町」という国選定の伝統建造物群保存地区があり、さらに若い人が古い建物を使ってお店を展開するなど人気が高まっています。観光に来た方が「嘉右衛門町だけ行く」という現象もあるほどです。

問題は「蔵の街とちぎ」だけを目指して、それほどの前情報もなく降り立った方が行き先を失うことです。街のお店にヒアリングすると「どこ行ったらいいですかね」とか「もう行くとこなくなっちゃった」という観光客の方の声が届いてきます。
10メートルに一つくらい見るものがあれば、まち歩きは決して退屈なものではありません。今の栃木市には繋いでいく場所が必要です。

cornerでは、嘉右衛門町の油伝味噌の味噌樽があったり、蔵の街の伝統的な職人による模型があったり、巴波川遊覧船の船があったり、この場所に来れば栃木市のあちこちに魅力的な要素があることを知ることができます。

場所的にもさまざまな選択をすることができ、西に行けば巴波川、東に行けば岩下の新生姜ミュージアム、北に行けば蔵の街大通り・そして嘉右衛門町と、ここにいながら「どこへ行こうか」と思考することができます。

嘉右衛門町にはガイダンスセンターができ、間には山車会館もありますので、ますます拠点で繋いでいくことが効果的かつ重要と捉えています。警察署跡地がまさにその場所なのです。

栃木市官民連携まちづくり組織ウズマクリエイティブにYouTubeチャンネルがあることはご存知でしょうか。実証実験の様子や、イベント、メンバーの想いがわかるインタビューなど掲載されています。

ウズマクリエイティブのコアメンバーの一人であり、「THE STANDARD BAKERS」を手掛け、数々の地域活性化やイベントを成功させているカルチャーバンクスタジオの松本裕功さん。ウズマクリエイティブのプロジェクトで主に拠点開発の担当をしています。
インタビューでは、自身が青春を過ごした栃木市の思い出の場所がどんどんなくなっていることを振り返りながら、拠点開発に向けた想いを語ってくれています。

(約5分で観られます)

cornerをきっかけに拠点開発を応援したいと思っていただいた方は、ぜひこちらの動画やその他のメンバーの動画もご覧ください。

ここから栃木市は未来に向けての一歩を歩み出します。

まずは最後まで、栃木警察署跡地拠点設置実験「corner」を楽しんでいただけたら嬉しいです!


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