「できる感」がとまらない。
「できること」が気持ちよくて
ついつい、やりたくってしまう。
人事の小山です。
「小さい頃、習い事をしてたことはありますでしょうか?」
サッカーとか。
ピアノとか。
最初は、
親に言われるがままに、わけもわからずやっていたことが、
いつしか
「のめりこむほどにやっていた」という経験はないでしょうか?
そんな、「のめりこみ」をつくっていけたら、
楽しく目標達成していくことができますね。
ということで、この「のめりこみ」の
つくりだし方を考えていきましょう。
そもそも、なぜ、のめりこんでいる状態とは?
「できる感」がとまらない。
⇓
「のめりこみ」
と、なります。
この「できる感」
つまり、「自分はやればできるんだという」
やる気に満ち溢れていることを
心理学では、自己効力感といいます。
「できる感」の高める5つの方法
では、「できる感!」を高めるには、どうしたらいいのでしょうか?
この5つだと言われています。
1.成功体験を積む。
2.疑似体験をする。
3.承認される。
4.ポジティブな感情。
5.想像する
1.成功体験を積む。
死ぬ気で何かを頑張るって、人生でそう何度もできない。
でも、死ぬ気で何かを頑張ったその先で見た景色は、思っていた以上にキラキラだった。
『キラッキラの君になるために』(小林さやか著)
『ビリギャル』は、「やればできる」という可能性を教えてくれるサクセスストーリーの一つです。
野島さんの野球部の体験「未来の景色」もこの成功体験ですね。
成功体験を積むのは、大きな目標ではなく、
スモールステップ、つまり小さな目標を立てて順番にクリアーしていくことが、成功体験を感じていく方法です。
例えば、いきなり税理士や会計士の試験を勉強して、受けても、
なかなか合格できませんが、
簿記の3級からはじめて、2級とステップアップしていくことで、
階段をあがってりような気持ちになり、
自分のレベルアップを体感し、また、次のステージの
期待感を抱くことができます。
内定者プロジェクトでは、
日商簿記2級合格までのレベルを10個のレベルに分けました。
今自分がどのレベルにいて、何をすればあがるのという
レべル化することで、ステップアップを実感できるようになりました。
2.疑似体験をする。
先輩の体験談を聞いたり、読んだりするで、成功を疑似体験することができます。
【簿記2級合格に学ぶ】頑張り続けるための3つの大切なこと
【合格体験談】「人を動かす原動力」
3.承認される。
人間の究極の幸せについて、
『日本でいちばん大切にしたい会社』で紹介された日本理化学工業の大山社長はこういいます。
人間の究極の幸せとは、
(1)人に愛されること
(2)人にほめられること、
(3)人の役にたつこと、
(4)人から必要とされること。
人にほめられるということは、
幸せの大きな要素でもあり、
「できる感!」を高めるためにも
大切なものですね。
「受験生」は、受験生であるだけで応援してもらえるので、幸せなもんですね。
人生でいちばん応援してもらえるのは受験の時かもしれない
4.ポジティブな感情であること
そもそもココロが疲れているとやる気が起きませんね。
ココロは、カラダの影響を受けるので、カラダも疲労困憊の状態ではやる気が起きません。ココロとカラダを健康にし、ポジティブな感情でいることが
「できる感」を高めます。
ポジティブな見方をするのは、例えば、こういうことですね。
スランプになるのは、頑張っている証拠
5.想像すること
簿記2級の解答速報会なんかを聞くと、「合格した人は、次は税理士だ!税理士のセカイは・・・」なんて言われると、簿記2級に合格しただけなのに、税理士になったような気持ちになって、ついつい税理士講座に申込みでしまいますね。
「売れない営業マン」が毎日鏡の前で、「俺は売れる営業マン」でいっていたら「売れる営業マン」になったという話がありますが、自分はできるんだ!とかできたあとのイメージを膨らませて、自分の意識に刷り込むレベルで、繰り返すと、だんだん「できた」という過去のことのように思えてきますね。
以上、「できる感」を高める方法を5つみてきました。
「できない」が「できた」に変わる瞬間の喜びをつくっていくのは
嬉しいことだし、
気持ちいいもので、
苦しいこともあるけど、
「挑戦することは、美しい」ことだと
思ってしまいますね。
これからも多くの人の挑戦を支援するプラットフォームが人事でありたいと思います。
人事部
小山
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