アップサイクル と アクセサリー
アップサイクルとは!?
リサイクルという言葉は昔からあって、聞いたことがあると思います。
でも「アップサイクル」というのは?
実は私、よく知らなかったのです。
この「アップサイクル」を中心に、海未さんの作品が関わってきます
さて、アップサイクルとは?リサイクルとどう違うのか?
「リサイクル」は本来廃棄するものを再利用します。
再利用の仕方が、溶かしたりして別物の原料として作られてからなので、原料に加工する工程と、さらに原料を製品にする工程が発生します。
例えば、「ペットボトルを廃棄せず、粉砕して溶かして繊維にして、ワイシャツを作る」などです。
廃棄こそしないけれど、「粉砕・溶かす」「繊維にする」「布にする」「ワイシャツを作る」という多くの工程を必要とします。
「アップサイクル」も、本来廃棄されるものを再利用する点がリサイクルと同じです。
ただし、廃棄されるはずだったものは、原料としての加工はせず、そのものに使用するアイデアなどを施し、新しい価値を与えてあげるものです。
つまり、アップサイクルの「アップ」は、新しい付加価値をデザインやアイデアで与えるものなのです。
この付加価値が下がってしまうのは「ダウンサイクル」というものがあります。
大量生産・大量消費・大量廃棄からリサイクル、さらに元の製品を生かしてアップサイクルしていくことは、これからの持続可能な社会への基本になっていくと思います。
TCブルーバードのスタッフは、この「アップサイクル」というものを教えて頂いて共感し、応援活動をしようと思いました。
海未さんのアクセサリーとアップサイクル
海未さんのアクセサリーには、粉砕したプラスチック片が入っています。
このプラスチックは、なんとペットボトルキャップです。
ペットボトルキャップの材料は、熱を加えたり加工する場合に有害物質がでないことから、エコ活動に使いやすいと言われてきました。
海未さんは元々ハンドメイドを趣味としていましたが、あるSDGs活動に触れて、自分もペットボトルキャップ粉砕したものを使って作ろうと思ったのです。
もちろん、粉砕したといってもわりに大きくて、そのままイヤリングとかには入りません!
海未さんは試行錯誤しながら、みんなに可愛いといってもらえる、カッコいいと言ってもらえるような付加価値をペットボトルキャップに与えていきました。
まさにアップサイクル!
今では、粉砕プラスチックを入れたほうが、よりアクセサリーに高級感や良い質感が出ていると思います。
TCブルーバードは海未さんを応援します
海未さんは作品制作中、すごい集中力で作り続けます。
TCブルーバードは、そのお手伝いをしています。
海未さんが手が空くと、TCブルーバードスタッフにも何かできるアップサイクルがないか、一緒に考えてみてくれます。
ハンドメイドの楽しさを、アイデアを出しながら教えてくれています。
最近は、不器用ながらも楽しいと思うようになりました!
埼玉県八潮市にある企業様はSDGs活動に積極的です。
アップサイクルという考え方は、こちらの社長から教えていただきました。
まだまだこれから、深い分野だな・・・というのがTCブルーバード一同の感想です。
地球と人類の未来のために、何ができるのだろう?
ちょっとでも良いから、その活動を考えていきたいものです。ということで、TCブルーバードは、海未さんの活動を支援するという目的で作られたハンドメイド雑貨店チームなのです。
TCブルーバード雑貨店とハンドメイド作家さん
アップサイクルアクセサリーは、このnoteの「ストア」部分で商品一覧を見ることができます。
ここには、一つひとつの商品の解説も書かれています。
ぜひ、ストアをご覧ください。(商品は撮影が終わり次第また増えます!)
また、TCブルーバードはアップサイクルアクセサリーを通して、他の作家さんとも交流を得ました。
素晴らしい作品を作られる先生方です。
Instagramとリンクを貼りました。
☆ corocoromi563先生
丁寧で繊細な作品を作られています。
温かな優しさが溢れるデザインです。
明るくて優しい雰囲気がそのまま作品の魅力になってます。
エコレジンの先生でもあります。
☆ runohana_flower
自然の草花を生かした作品が魅力です。
本来食用として販売しないような小さな野菜なども、丁寧に処理してブローチにしてしまうなど、楽しくも美しいアイデアばかりです。
次回予告
次回はまた海未さんの作品の紹介もしたいのですが、海未さんが監修してくれた「心の声プチ絵馬」の製作秘話なんかもしたいです。
「共感」は大切ですね!