見出し画像

今週はハーフタームといって学期のど真ん中にある一週間のお休みです。

3月にロックダウンが始めってから約6ヶ月はずっと家族で一緒にいたのに、9月から学校が始まり自由な時間に慣れてしまったら、まだ2日目だというのにギブアップ気味です。

普段のハーフタームであれば平日は遊べない学校の違うお友達と大きな公園で遊んだり、お互いのお家にお泊まりしたりあっという間に時間は過ぎて行くのですが、現在ロンドンではコロナ危険度が3段階中の2のため別世帯同士で室内で遊んではいけない、屋外でも子どもも含む6人以上での活動は原則的には禁止のためほぼステイホームです。

さて、ステイホームだからでしょうか、それとも6年生だからでしょうか珍しくこの休みに学校から宿題が出されました。

疎開先から両親に向けてお手紙を書くという課題です。
白い紙は紅茶で染めて、周りや真ん中の穴はレモンの絞り汁をつけ炙り、戦火を潜り抜け届いたお手紙風に仕上げました。

画像1


今日はイギリスの学校で第二次世界大戦の教材として使われた本をご紹介します。

Hitler's Canary by Sandi Toksvig

画像3


Goodnight Mister Tom by Michelle Magorian

画像2

こちらは映画も学校で観たようです。
PG指定(小学生以下のお子様が視聴する際、保護者の助言・指導が必要)なので事前に子どもたちに授業中に観せてもいいか許可の確認がありました。

画像4

長女は東京に住んでいた頃の近所のおじぃさんとおばぁさんが書き下ろしてくださったオリジナルの戦争体験記を英訳してクラスの前で発表しました。祖国の戦争体験を伝える使命があることを学んだようです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?