千と千尋の神隠しをみた。

子供の頃に1回、ロードショーで見て
成人してから2回目、ビデオの録画で見たのですが
なんで今まで観ようとしなかったのか不思議なくらい名作で
胸がいっぱいになってしまいました笑
(メジャーすぎるのをあまり見ない体質)

羅小黒戦記も日本のアニメのリスペクトしている部分がある
(冒頭の音楽とか)とのことで少し感じてしまって
ウッ;ω;てもうなったんですけど
千尋と千の冒険のお話ですね。。
映画の中で綺麗に完結して満足感がすごかった。

上手く料理されたアクションとホラーと心温まる話を
途中で餌付くことなく最後までおいしく食べられた感覚でした。

結構思ったのが各方面の人間の闇がすごいなぁと笑
ジブリは子供が見るって言われているけど
大人になっていろいろ経験した方が楽しめました。
ストレスで体調崩す千尋とか
真名とかちょっとオカルトがあったり

坊が中にいるのは呪いでなく湯婆婆が閉じ込めたいからそうする、
リンがここすぐやめるとか
カオナシは原作コメント観たけど、ただのストーカーではなくて
受け止めてくれる人を求めているとか。
ハクは死にそうという直接的なピンチがあるけど
そこまでいかないけど死にたい・異常と思うようなことと隣り合わせや日常的なピンチに思うシチュエーションもあって。(舞台が日常に近い職場だからかな)

千が成長しつつそこらの問題を救うわけで
やっぱりこういう好きなんだなぁと思いました。
それを思うのも大人になるうえで
いろいろあって、擬似体験をしているからだね。

伏線の回収とか、並行している話とか進め方が上手で
それを伝えるのも、背景美術の美しさち人物の絵の心理描写もあるよね。
絵うまくなりたいなぁ。てまた思わせる作品に出会ってしまった。。

**
昔のバラエティで
日本人・アメリカ人・中国人で
「印象に残るところはどこか?」という実験をしたのを
うろ覚えなんですが、千と千尋と聞くと覚えていて
日本は千尋が成長する(どのシーンか忘れた)ところ、
アメリカは階段をダダダダダッて駆けるところ、
中国は「親は豚になってしまうところ」と出て

理由はアメリカはアクションが好き、
中国は親を大切にする文化が強いからとの事で、

え?そこなの?ふ~んと当時思っていたのだが
今見ると確かに身近にいる人がその人でない、
異常事態になると
どうしようってなるのすごく分かる気がするなぁ‥と。
料理はめちゃ美味しそう。

舞台のモデルだ!て言われている
台湾のジュウフン、大阪のご飯屋へ行ったんですけど
ここがモデルになってるんだよ!というより
参考にした、と思う。
雰囲気に近い、〇〇に似ているね~が段々濃くなってそう言われているのか、そう広告を出しているってことかなぁ。うん。

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