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トビタテ制度の説明

初めまして。トビタテ9期高校生に選抜された、
ほまれと申します。九州の公立高校2年生です。
前半は少しだけ自分語り・後半は詳しい制度内容という構成でお話させていただけたらと存じます。拙い文ですが、ご一覧いただけますと幸いです。


自己紹介

名前¦ほまれ
学校¦公立高校2年生
所在¦九州
動物と食べることが大好きです。
勉学は非常に不得意です 


ー目次ー

  1. 研究テーマと設定理由

  2. フィリピンにした理由

  3. 受け入れ期間について

  4. トビタテ高校生の採用試験について

  5. どうすれば受かる?(※主観)

  6. トビタテ制度の注意点

  7. 最後に


探究テーマと設定理由

 私は「フィリピンの農産物を活用した地域農業の発展」という探究テーマを設定しました。

新聞の記事で、近年の円高や国際情勢による物価高によって、著しい食料品の値上げが家計を圧迫していることを耳にしてはいましたがあくまで知識でといったところでした。しかし、100円で購入できていたはずのお菓子が200円近くに値上がりしており、お恥ずかしながら、値上げを実感できたことによって初めて関心を持つようになりました。値上げを解決する鍵には食料自給率を上げることがまず一点含まれるとは考えたものの、どういったアプローチが適切なのかと悩んでいました。そのとき、地元でパパイヤ等の亜熱帯農産物を栽培する農家さんの存在を思い出し、生産量も申し分なく、気候条件にも適合するような亜熱帯農産物を対象に探究活動のテーマを設定しました。

フィリピンにした理由

当初、アメリカやオーストラリアのフィードロットでの実習を考えていましたが、経済的に厳しく断念しました。なるべく英語圏で農業が盛んで物価が安い…と考えたら、フィリピン共和国が最適でした。

受け入れ機関について

私はセブ島・ネグロス島というフィリピンの2つの島で探究活動を行います。

セブ島

・パブリックマーケット、ローカルマーケット、
 ナイトマーケット
・観光農場(Strawberry Farmなど)
などで農産物の種類・活用をメインに調査していく予定です。私は語学力に不安があるため、セブ島では語学学校に通いながら寮を拠点として活動していきます。

ネグロス島

・農業研修センター
ネグロス島 バコロドに所在している農業研修センターにて、農産物の栽培や地域産業との協力、マーケティング等を対象に探究活動を行います。


トビタテ高校生の採用試験について

採用試験は
① 一次試験
② 二次試験
の2つで構成されています。
一次試験は書類審査のみで、
二次試験は探究活動に関してのプレゼン・プレゼンの内容に基づく面接の2本立てで審査されます。

私は先生方の協力を得られなかったため、一次試験・二次試験共に、先生の添削指導・面接練習も一切無しでぶっつけ本番で挑みました。

一次試験は、トビタテ側が求める質問と条件に対しての答えをちゃんと記入していけば、まぁ突破できるのではないかと思います。

問題は二次試験で、あまり大きな声では言えませんが、二次試験は試験管ゲーだと言う方も少なからずいらっしゃいます。動物の生態研究をしたいという受験者に対し、その動物って要らないのでは?といった発言をしてしまうような試験管もいらっしゃるようです。

どうすれば受かる?(※全部主観)

こうすれば受かるといった明確なマニュアルはありませんが、まず第一条件として、「受け答えがハッキリできる」という点は必要不可欠だと思います。私は面接練習ができなかったため、面接練習に関してのアドバイスを教示することはできませんが、留学パッケージに頼らず、全ての旅程を自分で決めた方は、5W1Hが頭に叩き込まれており基本的に受け答えができるのでまず落ちにくいのではと思います。試験管の方々は一言一句に質問をされるため、非常に苦戦しました。

トビタテ制度の注意点

トビタテ側から支給される奨学金には、留学前に支給される「留学準備金※¹」と留学後に支給される「奨学金※²」の2種類があり、いずれも返済不要の給付型奨学金で、トビタテに採用された場合は双方を受け取ることができます。留学準備金・奨学金共に、欧米欧州の地域・それ以外の地域(アジア・アフリカ等)で支給額が異なり、基本的に欧米欧州>それ以外の地域です。

フィリピンに3ヶ月間留学をする私は、
それ以外の地域(アジア・アフリカ等)では「奨学金」が12万/1ヶ月なので、12万×3ヶ月で36万円

「留学準備金」はそれ以外の地域(アジア・アフリカ等)では21万円が支給されるため、総計で57万円の奨学金を受給することができました。

私は私費留学なんて絶対に行けないような家庭ですので、この支給額は非常にありがたいです。しかし、これらの奨学金の支給に関しては日にちがシビアだったり、内容を誤認しやすいため、何度も読み込んで理解することが大事だと思います。

※¹ 今年度の留学準備金支給日は、最速で7/31日でした。例え必要書類の提出期限に間に合ったとしても、7/31日以前では留学準備金を受け取ることはできないため、出発の予定を立てられる方はご注意下さい。

※²留学する期間に応じて支給される奨学金についてですが、ロング(125日以上・365日以下)の方とロング以外(14日以上・124以外)でかなり様式が異なります。ロング以外の方の場合、奨学金は留学後に払われるため事前費用の立て替えが必要です。ロングの奨学金スケジュールに関してはあまり要領を得ていませんので、言及は避けます。立て替えの費用を集めることは大変でした…

また、事前研修・事後研修への参加が必須となっていますが、どちらとも交通費等の支給は出ません。交通費は留学準備金に含まれているとのことです笑


最後に

トビタテ留学JAPANに採用されている方はもれなくみんな優秀で、学も志も家柄も…端的に言うと全てを兼ね備えたような人ばかりです。正直いうと自分なんか…と引け目を感じてしまうときもあります。ですが周りと自分を比較して、自分自身を卑下するのではなく、自分にできることを精一杯こなしていくことが大事だと思います。トビタテに関しての質問があれば、お気軽にInstagramまでお越しください。知識の及ぶ範囲であればお答えします。

またフィリピン留学体験記もInstagramの方で投稿していくので、ご覧いただけると幸いです。

閲覧ありがとうございました。


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