音楽理論は辞書のように使え!

こんにちは、コードワークラボの田端です。
今回は「音楽理論は辞書のように使え!」というテーマです。この記事は以下のような方におすすめです。

・これから音楽理論を学ぼうと思っている方
・音楽理論を勉強中の方

音楽理論の活かし方に関して、具体例というよりもっと根っこにある大まかな視点で述べてみたいと思います。是非ご参考に。


本題に入る前に

本題に入る前に少し余談ですが、、
音楽理論初学者の方からすると、音楽理論がどういう場面で役に立つかがイメージしにくいかもしれません。「一通り理論書を読んだけど、イマイチ身になった感じがしない」ということにもなり得るので、

音楽理論を誰かに教わる場合には、どういった場面で役に立つのか、どういう思考をめぐらせているか、などを具体的に言語化してくれるような人に師事することをおすすめします。

少し大袈裟に聞こえるかもしれませんが、個人的には、音楽理論は音楽と関わるほぼ全ての局面で役に立っていると感じます。

本記事では特に深くは触れませんが、コードワークラボでもそのあたりの具体例を別途紹介していけたらと思っています。


音楽理論の2つの活用場面

音楽理論が活かされる場面を大きく二つに分けてみます。

一つ目は、作曲や編曲といったいわゆるアウトプットの場面ですね。多くの方は、音楽理論はこういったアウトプットに活かされるイメージを持たれているようです。

二つ目が、上記のアウトプットで使える引き出しを増やすためのインプットの場面です。こちらは、主に既存の曲のアイデアや手法を吸収したりする作業になると思います。

このインプットについてはあまり語られることがないのが現状ですが、音楽理論の基盤がある人とない人では、意外とアウトプットの場面以上にインプットの場面で差がつくものです。


音楽理論は辞書のように使え!

例えばなにか本を読んでいて知らない単語に出くわしたとき、
その単語を辞書で調べれば意味を理解して読み進められますが、
それと同時に、

・次に同じ単語が別の本で出てきても理解できる
・話す/書くの場面でも、その単語を使うことができるようになる

というような、2次的な広がりが生まれますね。

音楽においてもまた同じで、
コード進行やギターアレンジの手法、アイデアなど未知のモノに遭遇したときに、そこで自然に理解ができれば、すなわちインプットができれば、2次的にアウトプットへの広がりが生まれます。

音楽理論の基盤が辞書的に機能し、インプットを助けることがあるということですね。

まとめ

以上を軽くまとめてみます。

・音楽理論はアウトプットだけでなくインプットを助ける
・インプットの際に音楽理論は辞書的に機能し得る
・音楽理論は役に立つ場面を意識しながら学習すると良い

といった感じです。

繰り返しになりますが、別途音楽理論が活かされる具体例なども紹介していけたらと思っています。

以上、参考になれば幸いです。
記事を読んでいただきありがとうございました!

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