♭ⅡM7は裏コードの派生?

こんにちは、コードワークラボの田端です。
今回は「♭ⅡM7は裏コードの派生?」というテーマです。

この記事は以下のような方におすすめです。

・音楽理論にある程度の理解がある方
→代理ドミナントと言われるコードに関する考察です。(代理ドミナントについては軽く説明を入れています。)

割とマニアックな内容になっております。
他では見られない内容だと思いますので、興味があれば是非ご覧ください。


■代理ドミナントコードについて

まずは「代理ドミナント」と言われるコードについて軽く触れてみます。通称「裏コード」ですね。

この動画の2つ目の演奏では、代理ドミナントコードが使用されています。
この動画内のE♭7D♭7がそれにあたり、次に進行するコードに対する♭Ⅱ7となります。

D♭7はCに対する♭Ⅱ7、
E♭7はDm7に対する♭Ⅱ7、
といった具合です。

最も基本的の代理ドミナントであるD♭7を例にすると、
このD♭7は、G7→Cという進行におけるG7の代理として使われているコード、という位置付けになります。

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