Nコレ_鯉の滝登り

【Nコレ。】誰でもカンタン!宝探し、海辺の流木が30万円!?

今回、「Nコレ。」が紹介するのは、誰でもできる海岸の宝探し。



「これいいじゃないですか。雰囲気あるでしょ、材質もいいです。8000円になる素材ですね。ここは私にとって、お宝の山です」(流木アーティスト 児玉昌彦さん)


実は今、このなんでもない流木がちょっとした価値を生み出すと注目されているんです。

「ヨーロッパを中心に、流木アートってはやり始めた。最近はインテリアとして非常に人気が高くなっている」(児玉昌彦さん)


流木アートとは海岸で拾ってきた流木を洗浄・乾燥し、ちょっと手を加えたものです。

「お店のショップカードを置く用に作った。写真立てにしても良いし、面白いと思う。ほぼ拾ったときのまんまですね。ここにニスを入れて、この状態で1800円で販売している」(児玉昌彦さん)
「どうですか、これ?これは流木のスタンディングテーブルとスタンディングチェアです」(児玉昌彦さん)

そして、こちらは3つの流木を単純に組み合わせたテーブルと、流木にレザーを張っただけの椅子。

「テーブル11万円、椅子(2脚)10万円。セットで21万円」(児玉昌彦さん)

そして、これが工房にあった一番高価な作品です。

「“鯉の滝登り”といいます。いくつか流木を合わせて、照明をつけて35万800円。魅力のある物を拾ってきて、合う物を合わせているだけですね。特別な道具はいりませんから、お子さまでも楽しめますよ」(児玉昌彦さん)

児玉さんが2年間かけて集めた流木は全部で3000本。流木を拾ってくるのは誰でも入ることができるごくごく普通の海岸です。

Q.これどうですか?
「これ、おもしろいですね。これだったら掃除してあげて、ポンと置くだけ。オブジェ・アートという形で販売すると、2000円~3000円になる」
Q.これは?
「これだったら、いろいろな座りができますから、オブジェにしたら4000円とかになる」
「海岸を歩きながら漂流物を探して、それを観察したり作品にしたりする遊び。それをビーチコーミングと言います。秋のシーズンが一番いいレジャーとして楽しめる」(児玉昌彦さん)

そして時にはこんな大物に出会えることも・・・

「これスゴいですね、これはスゴいです。これはめったに、お目にかかれない」(児玉昌彦さん)「デカイ!!」(記者)「2メートル50センチくらいあります」(児玉昌彦さん)


海が荒れた日や風の強い日の翌日などは、お宝に出会える確率が高いんだそうです。

「根っこがこれだけ荒々しくありますから、この辺は価値が高い。ごみといっても世界に一つしかない形。ホテルとかに飾ってほしいとか依頼がある」(児玉昌彦さん)
Q.アート作品になったら?
「10万円超えていくかなと思います」(児玉昌彦さん)


芸術の秋を感じながら宝探しの要素もあり、家族みんなで楽しめるのが、このビーチコーミング。およそ1時間で拾い集めたのがこのくらい。

Q.こんなに取れたけど、結構、価値はあるんじゃないですか?
「これだけあったらアートにもなるけど、実際に、こういう活動が清掃活動につながる。ビーチコーミングで浜を綺麗にして、良い浜にしていきたいなと思う」(流木アーティスト 児玉昌彦さん)

Nスタ 「Nコレ。」10月9日放送より