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4年ぶりに民主党が政権を奪還したアメリカ。“多様性”を前面に打ち出すバイデン大統領と女性初・ハリス副大統領のコンビは、共和党・トランプ政権で対立と分断がかつてないほど深まった大国… もっと読む
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#大統領選

2020年 米大統領が選ばれるまで

その長さ、過酷さからマラソンにも例えられるアメリカ大統領選挙。共和党と民主党の2大政党の候補が4年に一度、将来の方向性を国民に問う一大政治イベントです。50の州で構成される「連邦」としての表情を覗かせる複雑な制度ですが、これが分かると「マラソン観戦」の醍醐味も増えるかもしれません。ということで、世界最高の権力者とも言われる「President of the United States of America」の、選ばれ方です。 まず2つのステップがあります。 ■ステップ1:

“あの夜”まで順調だったブルームバーグ氏

撤退宣言も、大富豪らしい演出だった。マンハッタン市内の高級ホテルのボールルームに、1000人以上の選挙スタッフや支持者が集まった。テレビカメラも数十台。大音量の音楽が流れるなか、マイケル・ブルームバーグ氏が登壇した。 「3か月前、私は、ドナルド・トランプを倒すために選挙戦に参加しました。きょう、同じ理由、つまりトランプを倒すために、選挙戦を終えます。このままでは、その目標を達成することが、より困難になってしまうのが明らかだからです」 "あの夜”までは、全てが順調に見えた。

第2戦ニューハンプシャー州 「ベテラン」と「新星」対決の鍵は「若者」(2月11日Nスタ)

11日に投票が行われる東部ニューハンプシャー州に現れたのは・・・ トランプ大統領のそっくりさん。 選挙モードに染まるこの地で激戦となってるのは民主党の候補者争いです。主要4候補のトップを走るのは隣の州選出で支持率28%のサンダース氏。 急進的な政策で熱狂的な支持を集めます。 そして「世代交代」を旗印に初戦(アイオワ州)で暫定1位を獲得した38歳の新星ブティジェッジ氏が7ポイント差で追いかけます。 しかし・・・ 深井記者: 「トランプ大統領、支持者の歓声を受けなが

大富豪ブルームバーグ氏の"シナリオ"?

                          セレブが集うパーティーと見紛うような、派手な雰囲気だった。 今年1月、ニューヨーク・マンハッタンの中心部に位置する、高級ホテル「シェラトン」のボールルーム。大統領選の民主党候補の指名争いに名乗りを挙げた、マイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長(77)の集会だ。会場に足を踏み入れると、紫と青のネオンが光っている。無料でワインを配布するカウンターやビュッフェスタイルの食事まで提供されていた。会場に流れる音楽も騒々しい。

トランプ大統領との頂上決戦に臨むのは?~激戦の民主党候補者選び~(2月3日Nスタ)

3日に中西部アイオワ州で始まった 民主党の候補者選びが、熾烈を極めています。 宮本記者: 今、大きな「バーニー」コールが上がっています。サンダース上院議員が姿をあらわしました。会場に入りきれない人が、外で出迎えています。 アイオワ州での支持率首位、急進左派バーニー・サンダース氏(78)は アメフトの祭典「スーパーボウル」を放送するバーを訪問、若者を中心に多くの熱烈な支持者が集まり歓声を上げていました。 そのサンダース氏に支持率同率首位で並ぶのは中道派のバイデン・前副大統