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著名人のみなさまからの推薦コメントが到着しました!!

1955年の開局以来、日々のニュースや珠玉のドキュメンタリー番組を放送し続けてきたTBSが、魂を揺さぶる良質のドキュメンタリー映画の発信地となるべく、満を持して立ち上げた新ブランド 「TBS DOCS」。(TBSドキュメンタリーフィルムズの略称)
「TBS DOCS」のもと第3回目となる、「TBSドキュメンタリー映画祭 2023」を開催。

 このたび、令和4年度(第77回)文化庁芸術祭テレビ・ドキュメンタリー部門優秀賞受賞作品『通信簿の少女を探して 〜小さな引き揚げ者 戦後77年あなたは今〜』に旅人として出演する三浦透子など、映画祭上映作品を一足先にご覧いただいた著名人の方々よりコメントが到着!

※順不同、敬称略

『通信簿の少女を探して 〜小さな引き揚げ者 戦後77年あなたは今〜』
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一枚の通信簿との偶然の出会いの先に何が在るのか。
何も無いかもしれない、何の確信もない中、そこにある物語を信じて追い続けたディレクターの匂坂さんの思いに強く感銘を受けました。
改めて、この作品に参加させていただけたことをとても嬉しく思います。
TBSドキュメンタリー映画祭を通して、より多くの方に観ていただきたいです。
―三浦透子
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通信簿の持ち主をさがす旅は、悲惨な戦争の疵痕へとたどり着く。
しかし何より私が胸張り裂ける思いになったのは、満州からの引き揚げ者が差別されていたという事実だ。
こんなにも困難な時代にも、人は差別をするのかと衝撃を受けた。
そして同時に、そんなことには負けず、破天荒なほど自分自身であり続けた通信簿の持ち主に、
人の持ち得る強さを見せてもらった気がした。
―角田光代
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『魂の殺人 ~家庭内・父からの性虐待~』
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これまでタブーとされてきた実父からの性虐待を、顔と名前を出して語り出した当事者たち。
「恥」を加害者に返す。
その当事者の力。
自らの生きる力を取り戻そうとする人たちの力強い姿が、映像でやっと見られた。
―東 小雪(公認心理師/LGBTアクティビスト)
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『ダリエン・ルート “死のジャングル”に向かう子どもたち』
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我々は地球上で起きている出来事の大半を知らない。
萩原豊は、そんな我々に「こんな事実を知っているか!」と叫び続けている。
世界で救いを求める難民について、そろそろ真剣に向き合わなければならない日本社会にとって、この作品はそのイントロになるに違いない。
―真山仁(小説家)
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こんな渾身のドキュメンタリー、みたことがない。
陸路でアメリカを目指すハイチの家族に記者とカメラが命がけで密着。
ともに川を超え、ジャングルを突き進む。その行路を牛耳るギャングのボスにも丁寧に話を聞く。
汗、泥、ほこり、湿気まみれの空気。それが混ざり合った匂い――。
観るものが現場を追体験できるのは、徹底した移民目線だからだ。
その視線の奥にあるのは、日本人という第三者の優しいまなざしだ。
苦難を乗り越える原動力である夢(アメリカンドリーム)は、子どもたちの笑顔と重なる。
―前嶋和弘(上智大学教授)
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統計や数字でしかなかった遠い国の難民問題が、大切な友人や家族のものがたりになる。
数字の羅列がヒューマンストーリーとして立ち上がる。
なぜ、命をかけるのか。なぜ危険な旅にでるのか。その答えがここにある。
同時に命をかけた大脱出ができるのは体力のある若者・健康な家族というのも現実
お年寄りや障害者は動くこともできない裏の現実を考えさせる映画でもある
―長有紀枝(立教大学教授、難民を助ける会(AAR)会長)
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