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ジンジニア マガジン

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元エンジニアの人事やエンジニアで人事領域に関わる人たちがエンジニアならではの視点を踏まえた人事領域の情報を発信していきます
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2020年9月の記事一覧

人事の業務の効率化の選択肢としての手順化と自動化。自動化手段としてのプログラミング

ソフトウェア開発者から人事領域に転身してきて感じる特徴の一つとして、「自動化不可能な定型業務がそこそこある」ということです。 開発の仕事をしていたころは、定型業務がある場合は自動化してしまえば話が早かったのですが、人事の業務は自動化できる内容ばかりとは限りません。 そこで、対応は大きく2つに別れます。 自動化できない定型業務 - 手順化自動化できない定型業務は、せめて同じ手順で抜けもれなく実施できるように手順化します。 現職の場合、 Backlog を利用しているので、

開発ブログの導線メンテナンス

エンジニア採用競争の激化から、まずは存在を知ってもらうこと。さらに良い企業だと認識してもらうことが重要になっています。 その状態を実現する選択肢の一つとして、開発ブログがあります。 開発ブログの立ち上げ、継続、維持自体一つのテーマですが、開発ブログ内の導線を整えることも一つの課題です。 例えば顕在・潜在の求職者の方は、人によって閲覧方法や関心軸は異なりますが、少なくとも言えるのはすべての記事をいつもチェックしていて、もれなく閲覧してくれるわけではありません。関心を持っていた

「で?」と言われないためのポートフォリオ(前編)

フロントエンドのポジションで採用枠を持っているとほぼ確実にこの問題にぶちあたる「ポートフォリオ」。今回はこのポートフォリオについて自分なりに考えていることを扱います。 ちょっと上から目線になりかけている面もあるかもしれませんが、いち書類選考者の観点ということで、正直に書いています。 この記事は ジンジニア マガジン のマガジンとして書いています。 そもそもポートフォリオって「書類を運ぶためのケース」という意味らしいですね。昔Windowsに「ブリーフケース」っていう機能