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困ったときはお互いさま

【活動109日目・自宅待機22日目】

ペルーでは先週から18:00〜5:00の夜間外出禁止に加えて、男性と女性で分かれた外出制限が始まりました。
思い立ったときに必要なものを買いに行けないのは不便だなと思っていましたが、私の周りでは意外な効果が生まれています。

それは、「何か必要なものある?」とお互いに助け合うようになったこと。
男性が買い物に出られないときには、私も「買い物行くけど何か必要なものある?」と聞くようになったし、誰かが買い物に行くときには「タカコ〜、買い物に行くけど何かいる?」と聞いてくれるようになりました。

それに、お互いにいろいろものを頼みやすくなったような気がします。
曜日に関係なく「買い物行くならついでに卵も買ってきて〜」とか、お互いにお願いしあう雰囲気が自然と出てきました。

感染症という見えない敵が相手なだけに、お互いに疑心暗鬼になってしまうこともあるけれど、「みんな不便な生活をしているんだから、助け合おう」という気持ちになれるのは、安心感を育むような気がします。

でも、こういう助け合いって、別に今だけじゃなくていつやってもいいことなんだよな。と、思ったり。

過剰なお節介はその人の自己満足になってしまうことがあるけれど、
適度なお節介は人を救うと思っています。
お互いに心地良い、適度なお節介で安心の輪を広げて行けたらいいですね。
日本もこれから緊急事態宣言が出るというし、不便な状況を少しでも快適なものに変えるクリエイティビティがあれば、引きこもり生活もそれほどストレスフルなものにはならないんじゃないかな、というのが私の持論。
そのためには、もちろん生きていくための最低限の基礎は必要。理想論だけでは語れない状況だからこそ、それぞれの置かれた状況の中で何ができるかを考えていかなくちゃいけないなと思ったりしています。

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