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サンタさんからの手紙🎄 ~クリスマスの思い出~
今年は小学校に入って、はじめてのことがたくさんあったね。
パパやママがいないところで、○○ちゃんがいろいろなことにがんばっていたこと…、サンタさんはずっと見ていました。
これからも、その勇気で楽しい学校にしてください。
サンタさんは、いつも応援しています。
娘が小さい頃にサンタさんからの手紙として書いていたものが、今はもうほとんど使わなくなった古いパソコンの中に保存されていた。
娘が幼稚園までは手書きだったのを、小学生になってからは筆跡で気づかれないようにとパソコンで書いていたのだ。
娘が大きくなり進路のことなど心配事も増えると「子供が小さい頃は心配事も少なくてよかった」なんて思っていたけれど、そういえば小さい頃は小さい頃でいろいろ心配しては胸を痛めていたことを思い出す。
小さい子どもたちは素直で無邪気で、それだけに残酷なところもある。
お友達が「わたしはAちゃんが一番好き!」なんてちがうお友達の名前を出した時は、娘が傷ついていないかヒヤヒヤしていた。
「Yくんはわたしのことが好きなんだって!」と言うお友達の言葉を聞いて、「えっ、そうなの?うちの娘も好きなんだけど…」と母が一人で落ち込んだりもした。
クラスの係で、休み時間に何をして遊ぶかを考えてみんなに声をかけるという「遊び係」になった時は、苦労して仲間を集める姿を校門の外からそっと覗いていたこともある。(ちょっと怖いですか?💦)
当時まだ小さい娘が、毎日小さい壁にぶつかりながら一生懸命生きている姿を目の当たりにして、「いろいろなことにがんばっている」と本当に感じていた。
誰かがいつも見てくれていると思うことで少しでも勇気づけたくて、「サンタさんはずっと見ていました」と書いたのだろう。
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娘が大きくなった今、毎日の全てを知ることはできない。
悲しいことがあってもヘラヘラしているだろうし、小さな夢があってがんばっていても何も言わないのだろうと思う。
でも…、ちがう年のサンタさんからの手紙にはこう書いてあった。
今、○○ちゃんは小さな芽が出たところなんだよ。
毎日毎日楽しく過ごしたり、がんばったりすることで、少しずつ成長しているんだ。
心配しなくても、いつか大きなお花を咲かせることができるよ。
これからも○○ちゃんが信じる道を、自信をもって歩いていってね。
そして、サンタさんがこれからもずっと応援していることを忘れないでいてね!
娘にとっての「大きなお花」が何なのかはわからないけれど、「サンタさんが書いた約束だけは、守らないといけない!」そう思っている…
* * * * *
毎日がんばっている小さいお子さまたち、子育て中のパパとママ、そして大きな花を咲かせようとしているみなさまへ…
Merry Christmas🎄
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