【ふるさと納税に関するトレンド調査2023】「寄付金がどう使われたか知りたい」が7割!解決期待したい課題1位は「教育・子育て」
2023年11月28日、20歳以上でふるさと納税をしたことがある全国の1,088人を対象とした「ふるさと納税に関するトレンド調査2023」の結果を発表しました。
調査方法:インターネット調査/期間:2023年11月6日~11月7日
調査対象:全国に住む20歳以上のふるさと納税経験がある1,088名
※事前に全国20歳以上の10,321名に対し、ふるさと納税経験を問うスクリーニング調査を実施
結果のポイント
ふるさと納税を利用する理由は、多い順に「お礼の品がもらえるから」(68.9%)「住民税が控除されるから」(57.7%)「寄付金が地域のために使われるから」(18.3%)。
ふるさと納税の寄付時、寄付金の使い道を意識して選んでいる人は68.0%。自治体でどのように使われたかといった情報を知りたいと答えた人も68.4%。
寄付金による解決を期待する課題テーマでは、今年も「教育・子育て」(36.2%)が最も回答を集めた。2位以下は「農林漁・水産・商工」「医療・福祉・介護」「自然保護」「震災復興」。
今年、体験型のお礼の品(宿泊券や体験チケットなど)をすでに選んだ人は25.6%。まだ選んでいないが、年内に選ぶ予定なのは23.8%。選ぶ人の内訳に年代差が大きく、年代が若くなるほど実際に体験型のお礼の品をもらう・もらいたいと考える人の割合が増えた。
10月より行われたふるさと納税に関するルール改正に関し、改正自体を知っている人は80.0%。ルール改正前の9月末までに「駆け込み寄付をした」と答えたのは59.2%。控除上限額に対して、3割程度まで寄付した人が最も多い(35.5%)。ほぼ上限まで寄付した人も26.2%いた。
気候変動や世界情勢リスクによって影響を受けている農業・漁業に関し、今年関心が高まったと答えた人は81.1%。夏~秋にかけて話題となったホタテを中心とした海産物支援に関連して、実際に寄付して海産物のお礼の品をもらった人は36.1%。
結果の詳細
1)ふるさと納税利用歴と利用している理由
2)制度趣旨への理解度と、応援意識
3)2023年のトレンドトピックス
【ふるさと納税ルール改正】
【海産物支援】
【体験型お礼の品】
【物価高騰】
【第一次産業支援】