「麹や発酵の敷居はまだまだ高い」ガラス張りの麹室でひらく発酵文化【梅小路醗酵所】
京都駅のすぐ西。人気のレジャースポットが集まる梅小路エリアを歩いていると、「梅小路醗酵所」と書かれたガラス越しに、座布団のようなものが入った木箱が並んでいる。米麹作りを行う、麹室(こうじむろ)と呼ばれる部屋だという。その奥には、カフェやショップのような空間が続く。ここは、麹をはじめとする発酵の魅力を五感で感じられる複合施設。運営するのは、昭和10年創業の大阪の酒屋「上田酒店」だ。発酵文化をベースに、一体どんな仕掛けを作っているのか?上田酒店のデザインチームであり、醗酵所の企画