見出し画像

アジアカップ2023 GS最終節グループD~F展望

先日グループA~Cの展望を出したのですが、大体予想通りになっていて自分でも驚きました。
馬券を買っている競馬予想は当たらないのに、こういう何も賭けていない時は当たるんですよね…(笑)

さて、残りのグループの展望を見ていきましょう。

・グループD

対戦カード
日本ーインドネシア
イラクーベトナム

我らが日本代表が最終節に臨みます。
前節はイラク相手にまさかの敗戦。優勝候補筆頭とされながら、負ければ敗退もあり得るという状況になってしまいました。とはいえ、識者の方々の意見によると、前節の敗因はどうやら謎の布陣(南野がトップ下ではなくサイド)と早すぎる選手交代にあるようですから、森保監督がそこを修正すれば何も問題はないでしょう。
対するインドネシアは何とも難しい状況です。勝てば文句なしで突破ですが、引き分け又は敗戦でも3位通過で突破の目が残ります。その場合、バーレーンと残り1枠を争うことになりそうですが、得失点差やフェアプレーポイントでの勝負になる可能性を考えると、先制された場合は最少失点での敗戦を次善の策としていつぞやの日本代表のように「カードをもらうな!」状態になるかもしれません。
インドネシアが先制する展開の方が試合としては面白いのですが、日本代表を応援する身としては心臓に悪いので、決勝トーナメントも見据えてここは早めに先制して楽な試合展開にしてほしいと思います。
予想としてはやはり日本勝利です。

イラクはもう既に1位通過を決めており、ここはターンオーバーするでしょう。一方のベトナムも敗退が決まっており、この試合はいわば消化試合です。ベトナムとしては、ワールドカップ予選に繋がるような試合にしたいと考えているはずであり、色々試してくるかもしれません。
試合結果は難しいですが、ドローになると予想します。

日本が勝ち点6で2位、インドネシアが勝ち点3で3位と予想します(というか、そうなってくれ)。

・グループE

対戦カード
ヨルダンーバーレーン
韓国ーマレーシア

このグループは最も混沌としています。マレーシアの敗退は決まりましたが、他の3チームは全てに1位通過の可能性があります。
このグループは運の悪いことに、どの順位で通過しても決勝トーナメントで厳しい相手が待っています。恐らく1位なら日本、2位ならサウジ、3位ならカタールとの対戦になるでしょう。ニュースでは日本を避けるため、あえて2位通過を狙うという記事も見かけますが、どのチームも普通に戦うでしょう。

韓国はメンバーを落とす可能性がありますが、ここまでの試合では攻撃力の高さを見せており、ここでは順当に勝利するでしょう。マレーシアの守備陣が韓国のタレントを抑えるのは難しいと思います。

ヨルダンも同様にターンオーバーする可能性がありますが、韓国戦を見てても地力の高さを感じます。対するバーレーンは、前節マレーシア相手に何とか勝利したという感じです。3位通過枠を争うインドネシアが日本に負けるとした場合、バーレーンとしてはこの試合での大量失点負けは避けたいところです。守りに重きを置いた試合運びをするのではないでしょうか。
ここは引き分けと予想します。

韓国が勝ち点7で1位、ヨルダンが勝ち点5で2位、バーレーンが勝ち点4で3位と予想します。

・グループF

対戦カード
サウジアラビアータイ
オマーンーキルギス

タイは前節オマーン戦で非常に大きい勝ち点1を手にしました。それにより、今節で敗れた上でオマーンに順位で上回られたとしても、大量失点しなければ3位での突破が可能でしょう。
サウジアラビアは初戦は苦しみましたが、大勢のサポーターの歓声を味方につけてここまで2連勝。地力で勝るタイ相手には順当に勝利するでしょう。

オマーンはここまで1分け1敗ですが、初戦でサウジを苦しめ、タイ戦でも優勢に試合を進めており、実力は間違いなくあると思います。最終節の相手、キルギスは最も実力が劣ると考えられることから、ここは複数得点を取った上でしっかり勝ち点3を積み上げるのではないでしょうか。

サウジアラビアが勝ち点9で1位、オマーンがタイを得失点差で上回り、勝ち点4で2位、タイが3位になると予想します。

・決勝トーナメントのカード

以上を踏まえると、3位通過の残り2枠はバーレーンとタイになります。
したがって、3位通過の組み合わせはBCEF組となり、決勝トーナメントのカードは以下の通りになります。

タジキスタンーUAE
イラクータイ
オーストラリアーパレスチナ
サウジアラビアーヨルダン
イランーシリア
韓国ー日本
カタールーバーレーン
ウズベキスタンーオマーン


いやあ、いきなり日韓戦か…(笑)

勝っても次にイラン、その次は開催国にして前回大会で敗れたカタールと非常に厳しいトーナメントになってしまいました。

もちろん優勝を目指す以上は、どんな相手が来ても問題ないといえるくらいでなければなりません。しかし、序盤に強豪と当たると体力面や精神面で消耗しますし、怪我のリスクも上がりますから、やはり喜ばしいことではありません。
個人的には久々の日韓戦が見たい気持ちもありますが、予想が外れてもう少し楽なトーナメントになってほしいなとも思います…。


決勝トーナメントの予想は、今のところ準決勝くらいから投稿しようと思っています。

以上、アジアカップ最終節の展望でした。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?