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学生との対話② 外科を志望しているのですが、外科医として働いた後にセカンドキャリアとして在宅医になることは可能でしょうか?

 可能です。実際に内科や外科、または精神科などの専門性を経た後に、在宅医療に携わる医師はたくさんいます。これからも、そういう医師は歓迎されると思います。

 ただ、付け加えておきたいことは、在宅医療に携わる医師はgeneralist(総合診療)的な患者さんの見方と診療の力が求められることです。さらに、緊急時の対応能力があればさらに良いと思います。従って、私は、在宅医療には総合診療医や救急医が一番適しているのではないかと考えています。

 いずれにしても、新しい勉強は何歳からでもどこにいても始められるのが現代の良いところです。まずは学びたい勉強をしっかりとやって、その先に在宅医療があなたの活躍するステージだと感じたときに、在宅医療に参加してくれればよいのではないでしょうか?それは、早くても遅くても良いと思います。

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