学生との対話④ 在宅医を志望する医学生はどれくらいいるのでしょうか?また、その数は増加傾向にあるのでしょうか?
正確な統計を私は存じ上げません。しかし、感覚としては増加していると思います。しかし、これは地域医療や過疎地医療にも言えることなのですが、学生時代には在宅医療を含む地域医療に興味を持っていても、大学を卒業するまでに、外科や内科、その他の専門性の高い医療を目指す方向へ変わってしまうことが多いようです。
これは、私達地域医療医がその魅力をきちんと伝え切れていないからだと思っています。私がこの地域医療の講義を担当させて頂いているのも、学生の皆さんの質問に答えているのも、全てその役割を少しでも果たしたいと考えた結果です。
若い時に、在宅医療を含む地域医療に、是非、一度触れて頂きたいと思います。ここにも「医療の本質を感じることができる素晴らしさ」がありますから。いつでも、小豆畑病院でお待ちしています。
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