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コロナ禍の地域医療の現場から

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新型コロナウイルス感染拡大で、みなさんに最も身近な医療である「地域医療」が大きく変わりつつあります。このことは、テレビのコロナ番組では報道されません。40年間地域医療に関わり続け…
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#民間病院

中小・民間病院のコロナ診療における役割

中小・民間病院のコロナ診療における役割

私が勤務する青燈会小豆畑病院は、新型コロナウイルス感染症拡大第5波の時(2021年9月)に、新型コロナウイルス専門病床10床を造って入院診療を行って参りました。42床の急性期病床のうちの21床を潰して10床のコロナ病棟を造りました。2022年の3月現在まで(第5波の終わりから第6波)コロナ診療を行ってきましたので、少し、私たちのような小さな民間病院がコロナ診療を行う意味を考えてみたいと思います。

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