20200514

「霊的照明」という言葉が頭の中で浮かんでいてなんだっけ、となった。どこかの本で読んだ、多分シュタイナーかW.E.バトラーかなんか・・・。なぜこの言葉が頭にこびりついているかというと、昨日「舞台関係の仕事なんですよね」と言われてそういえばそうだった照明とかやっていたんだった、と思ったため。舞台照明家→霊的照明家ってかっこいいよね、とかなんとか昔考えたような記憶が。しかしこの言葉の意味については深く考えていなかった。

あてどなく本の記述を探しても見つけられる自信がなかったので検索する。あまり結果は出てこないが、キリスト教の言葉らしい。聖書や神の言葉を正しく理解するため精霊が人間に与える光、という意味。この光がないと聖書の言葉が理解できず、間違った道を進んでしまう可能性がある。

昔のキリスト教圏のスピリチュアルな人や哲学者は、キリスト教から逸脱しすぎると弾圧されるため著書にもキリスト教要素を含ませる場合が多い。そういう感じで使われた単語なのかも。

自分の中では、霊的照明は魂の内面を照らす光というイメージだった。魂の不明瞭な部分が霊的照明によって明らかにされる。タロットの太陽のカードに関連がある。どこかの本で読んだときも、霊的トレーニングによって得られるもの、という表記だった気がする。

太陽と関連があるということはタロットの本で読んだんたっけ?といくつかタロット本の太陽の項をあたるが見つけられない。近いのはオズヴァルド・ヴィルト「中世絵師たちのタロット」で、

【太陽】(19)は芸術家や詩人に照明を与える霊的な光の源である。天才に与えられる照明は数学的正確性(【皇帝】(4))と対立関係にあるが、にもかかわらず芸術は、厳密な規則に従うのであり、意識するしないに関わらず、数の法則の支配下に置かれる。

昨日のサビアン研究会の講座は双子座前半について。3度のサビアン「ルイ14世のテュイルリー庭園」、ルイ14世はクラッシックバレエの礎を築いた人で、バレエについての動画も紹介された。その中で「舞踊記譜法」についての話があった。舞踊記譜法とは身体の振り付けを時間軸に沿って記号化して記述する記法。音楽にとっての楽譜にあたる。牡牛座ではダンスの身体性そのものにフォーカスが当たっていたが、双子座ではそれを記述して伝達できるようにしなければならない。ヴィルトの言う「厳密な規則や数の法則の支配下に置かれる芸術」とは双子座の芸術っぽい。太陽のカードに描かれた双子。

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