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百人一首の日、タロットで和歌を詠む

5/27、今日は【百人一首の日】です。 1235年のこの日、歌人の藤原定家が百人の和歌を一首ずつ集めた『小倉百人一首』をまとめました。

  春すぎて 夏きにけらし 白妙しろたへ
ころもすてふ あまのかぐやま

持統天皇

今日はタロットを引いて和歌を詠むことに挑戦します!

やり方

1.上の句(五七五)
2.下の句(七七)

2枚のカードを引き、そこからイメージされる和歌を一首作ってみよう。

自作が難しいなら、百人一首の中からカードにふさわしいと感じるものを一首選ぶもよし!

サンプルリーディング

1.上の句:カップの7
2.下の句:ペンタクルの2

このカードからどんな歌が詠めるでしょう?

百人一首をいろいろ眺めながら考えてみました。

朝ぼらけ夢の通ひ路かよいじながむれば
わが衣手ころもでたまぞあるかな

TAZN

「あるかな」が玉(宝)とし、それが夢の通路をながめているうちに手にしている・・・これはタロットそのものかも!

みなさんの作品

Xでこのワークに挑戦してくださった方の作品をいくつか紹介します。

小熊のへそくり絵本になりそう🐻

矢のように過ぎ去る春の恋も誉も

剣抜く銭の足りぬが仏

濁った田沼にしか住めない魚がいる…!

カップの4は流罪にされた人・・・!!!!

イタリア貴族もタロットから詩を作った

16世紀、イタリア貴族の間で「タロッキ・アプロプリタティ」と呼ばれるゲームが流行。プレイヤーは別の人が選んだ大アルカナから連想によってテーマを解釈し、自分自身や他人、宮廷の有名女性たちを讃える詩を作る、というもの。

だったらタロットから和歌を詠んだっていいよね!

やってみてね

たまにはこういう遊びも楽しいものです。

このスプレッドは「タロットサークル手帳」掲載のものです。また、Xblueskyタイッツーでの「#本日のゾ占い」の一環でもあります。ハッシュタグで他のスプレッドや、いろんな方の読み解きも見られます。

ぜひやってみてくださいね!