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#41ロックダウン48日目 ロックダウン中にできたオンラインの絆。

おはようございます。インド嫁です。アーユルヴェーダを勉強したり、ブログを書いたり、イベントを運営したりしています。

今日は、いつもと違って、私自身のお話をしたいと思います。というのも、来週からは、どうやらまた違う日常が始まりそうな気がするのです。そろそろ、人が動き、車が動き、みんないつも通りの生活を始めようとしています。

約48日間にもわたって、毎日家にいる生活は、私にとって人生初めての出来事でした。(まだ終わったわけではありませんが、人が動く気配がいつもより多いです。)これは、間違いなく人生の転換期になっています。その中でも、これから続くだろうなと思う「新しく始めた事」を紹介します。

1. オンライン飲み会
旦那さんがお酒を飲まないうえに、夜外出するのを嫌がるので結婚後は、あまり夜に、外出しないようにしていました。そのため、人と話す機会が減ったのですが、オンライン飲み会(と称してお酒を飲むことはないのですが)を行う事によって、今までとは違った人達とつながる事ができました。これは皆さんにも思い当たる事があるかもしれません。

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2.音声配信
これも、コロナウイルスがきっかけで始めた事です。最初はRadiotalkの企画の「5日間の音声配信を続けるとアマゾンのギフト券がもらえる」が欲しいというやましい理由からでしたが、見事に5日継続し、その後もこうしてNoteに原稿を書きながら音声配信を続けています。アーユルヴェーダの小さなトリビアが、家事や通勤の時のお役立ち情報となればいいなぁという思いで話しています。

3.オンラインコース、動画
「インドでアーユルヴェーダを学ぶ」というコンセプトが、まさかの飛行機が飛ばないという事態になり、必然にせまられたのがオンラインクラスです。元々はやろうと思えばできていたものだったので、「今やらなくてどうする」という気持ちで、格闘しながら運営しています。動画の編集や、SNSの連動もここの為に勉強しています。

1のオンラインミーティングは、これから、アーユルヴェーダつながり、ヨガやノマダシアつながりで企画してみたいですね。健康についてのパネルディスカッションなど、オンラインで挑戦してみたいです。

さて、今日の質問箱に行ってみましょう。

インドで驚いた文化や習慣はありますか?
北インドに多いのかもしれませんが、女性が結婚後に一人で「誰か他の人と」夜に外出するのをよしとしません。子供がいるいないは関係ないみたいです。相手が女性でも、です。西インドや南インドはもう少し現代的と思います。だから「友達とご飯食べにいく」という事は、新婚後あまりできなくなりました。ですが、そのかわり旦那さんとの時間が増えたため、いやでも一人の人間と向き合う羽目になりました。私にとってその時間は必要だったと思います。

郷に入ったら郷に従え

今日は、アーユルヴェーダの質問というか、私に関しての話になっていまいますが、ちょっとだけ自分の事を説明しますね。13年前にインドに初めて来た時に出会ったアーユルヴェーダがきっかけで、インドに1年に2回はくるようになりました。早いもので、在住してから7年目を迎えました。とはいっても、インドは長くいるからわかるってものでもない、と住んでみて初めてわかります。いつも心がけている事は、「まず言われた事はやってみる、それから次やるかやらないか、判断する」というものです。

仕事をしている時も、たまに感じてはいましたが、インドは日本よりももっと男尊女卑の文化です。社会的問題にもなっています。ですが、やはり能力の高い女性は、男性を立て、そして男性は女性を守る、この構造が存在するのも事実です。

質問者さんの回答にあげた男尊女卑は、至る所で見られます。お酒を公に飲むのがあまり良しとしていない国なので、既婚女性が一人、又は複数で(旦那さん以外と)飲んでる、なんて聞いたら旦那さんが悪く言われるのがオチです。

まだまだインドは封鎖的な面があります。でも嫌いじゃありません。いつも感じるのは80年前の日本はこんな感じだったろうな、という事です。映画「三丁目の夕日」ぐらいの日本です。

他に驚いた文化としては、子供の頭を左手で触ってはいけないとか、身近なものだと、夜掃除をしてはいけない、とか。お義母さんがかなり敬虔なヒンズー教徒なので、断食やプジャ(お祈り)を欠かしません。嫁はそれを継ぐ必要があると思うのですが、外国人には理解に苦しむものがあります。

いろんな妥協をしながら、私を家族として受け入れてくれた事を本当に感謝していますし、せっかく「インド嫁」という立場にいるので皆さんへいろんな話を紹介できるようにしていきたいと思います。

文化の違いを受け入れる

「常識」という言葉は、私の中で意味合いが変わってきました。というのは、異なる国の文化の前には「常識」が通用しないからです。

こんな時アーユルヴェーダの考え方が役に立った

でも、こんな時でさえも私はラッキーだったのは、どんな事があっても「人はみんな違うんだ」「自然の流れにのるという事」をアーユルヴェーダから教えてもらっていました。文化の違いや考えの違いでトラブルが起こる事があっても、アーユルヴェーダのこの考え方で、乗り越えられたような気がします。

日本は受け入れる必要がある

日本にも八百万(やおよろず)の神と言われるほど、たくさんの神様がいます。また、昔々の日本(すくなくても平安時代)には、アーユルヴェーダに似た考え方が日本にも存在していました。

私が思っているだけだといいのですが、昔と比べると、「人と違う=排除」という傾向が強い気がしてなりません。コロナウイルス感染者が一日に100人以上増えたからといって数えた人を非難していても、感染者数は減らないし、そもそも正確に数えられたら、もっと監理もできているはずです。

コロナウイルスに負けない心を作りましょう。アーユルヴェーダの考え方がわかると、こんな世の中でも元気にハッピーにすごせる方法が見つかりますよ。

殺伐とした世の中に疲れてしまったら、インド映画をみてください。これも一つの予防です。興味がある人は日本で吹き替え版もでているそうなのでどうぞご覧になってみてください。こちらはバーフバリというインド映画史に残るヒット作です。


それでは、今週も素敵な一週間になりますように。


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