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#71 自分と向き合うために筋肉が必要【アーユルヴェーダ】

おはようございます。インド嫁です。アーユルヴェーダを勉強したり、ブログを書いたり、イベントを運営したりしています。

いよいよ、今週末になりました。インドトークリレー。日本時間12時から17:30までのオンラインイベントです。全工程生配信です。ドキドキしますね。生配信ならではの内容でお届けしたいと思っています。

例えば、ブログの読者さんしか知らない事を盛り込んでみたりとか、ツイッターと連動するとか。

実はブログではインド嫁という名前でアーユルヴェーダをお話ししていますが、本名(田澤ともき)もいろんな場面で使っています。

普段の個人ツイッターアカウントは、アーユルヴェーダと関係ない話が多いので(お肉たべたとかw)どちらも私なのですが、使い分けております。

ツイッターやフェイスブックは、リアルタイムでご覧になれるので、動画配信と連動してみたかったんですよね。いろいろ挑戦してみたいと思います。

さて、本日の質問です。

回答はこちらです。

ダルマチェックでgoogle検索してしまいました。日本ではそういうのがあるんですね。インドのアーユルヴェーダクリニックの問診ではそういうのはないので、私自身がわからないんですね。ダルマという言葉は確かに存在しますが、おそらくそこの独特の観念があると思います。お役にたてなくてすみません。私が思うアーユルヴェーダ的な「自分との向き合い方」をブログで解説します。

という事で、今日のお話しは「自分との向き合い方」です。

意識しないとできない「自分自身へ目を向ける」

この質問で気になったのは、「これをやったら自分自身にもっと向き合えるようになるでしょうか」という言葉です。

私達の意識は、普段「外」に向いています。アーユルヴェーダの基本のキですが、五元素という目にみえない5つのエネルギーは体の五感を使って存在を知る事ができます。

しかし、ここで忘れてはいけないのは、同じ5つのエネルギーは私達の体の中にもともとある、と言うことです。これは、頭で理解し、意識しないとできません。

人間と動物の違いは、ここです。頭で理解し、意識する。そして自分を自分でコントロールするのです。

「体験」は買える

確かに、「自分自身に目を向ける」という作業は必要だと思います。自分を理解する事ができるのは自分だけなので。

でも、「度合」はあまり関係ないと思います。「ちょっと」なのか「いっぱい」なのかでいうとどちらも「目を向けている」からです。

おそらく、質問者さんは「体験」を買おうかどうしようか迷っているのでしょう。洋服買おうか、どうしようかと同じです。洋服は買った事があるし、試着もできますので、想像つきますが、「体験」はやったことない事なので、想像つきませんからね。

質問者さんは、すでに「自分自身へ目を向けている」のですが、その「体験」を買う事でもっと違う何かを見つけられるのではないか、という想像が働いているのでしょう。

お金の使い方は「技術と知識」

この段落は、アーユルヴェーダではなく、一般教養として聞いてほしいのですが、お金の使い方は、投資、消費、浪費のルールがあると言います。
投資……将来の自分に利益をもたらすお金の使い方。
消費……生活していくうえで必要な支出。
浪費……支払った額以上の効果が期待できない支出。

投資か浪費かを判断する為には、「自分は何を得たいか」がはっきりわかっていなくてはいけません。もし、質問者さんがこの買い物を投資と思うならやった方がいいし、浪費と思うならやめた方がいいです。

自信のなさは体幹のなさ

ここはアーユルヴェーダ的なのですが、心と体は連動しているのは皆さんご存じかと思います。自分自身でも経験済みなのですが、自信のなさは体幹のなさです。「腹がすわる」「腹をくくる」「腹を決める」など、意思決定にお腹を使っているのはそのためです。

体幹が鍛えられると、意思決定がしやすくなります。筋肉はカファドーシャが強い影響を持っています。カファには、安定、固定する、持続する特徴があるのです。これが心にも影響します。

反対に「興味をもつ」という行為はヴァータとピッタに両方存在します。雰囲気に簡単に染まりやすく、意識が向く方向が変わりやすいのがヴァータ。風車のイメージです。「あ、これおもしろい!」「欲しかった」などの理由がはっきりとする「興味」はピッタです。

どちらも、私達の体には存在しています。ご自身の体質をチェックしながら考えてみてください。

インドに来たらわかる「みんな違ってみんないい」

私もよく昔はやっていたのですが、「自分探しの旅」に出かける人がいます。経験を買うという意味では、いろいろ試すのもいいと思うのです。

しかし、探しても探しても見つからない人は、思い切って筋トレを始めましょう。というのも、「これでいいんだ」と思える事ができるだけで、自分は見つけられるのです。

周りと比べたり、人の事を考える必要はありません。別の人生ですから。あなたにはあなたのドラマがあるのです。

これは、日本独特の習慣でもあります。「共通意識」とか「みんな一緒」という考え方はあまりインドには存在しません。だから「違い」は当たり前のようにあってそれに「いい悪い」はないのがインドです。

私はインドのそんな所が好きなのかもしれません。

質問者さんの回答の結論としては、「自分自身に向き合うなら筋トレ」です。あと、お金の使い方を意識したらおのずと答えは見えてくるのではないでしょうか。

このブログでは、質問箱の質問にアーユルヴェーダ的、インド的にお答えしていきます。お気軽にご質問およせください。

それでは、今日も素敵な一日がすごせますように。




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