クロカン日本選手権で順位がついたという事実
今までの競技人生で一番緊張したし、一番楽しかった。そして一番キツかった。
日本選手権で順位がついたこと。
これは普通に生きていたらなかなか経験できることはない。誰がなんと言おうと日本100位以内に入ったのは事実である。箔がついたといえば大げさだが、人生で一番の実績になったことは間違いない。走ってて、良かった。本当に良かった。
今回の結果、内容というかタイムはとても満足できるものではなかったし、もっとうまく走れたという思いや、体調管理を含め順調に準備を進められなかったことを悔やむ部分ももちろんある。
だけど、日本選手権のスタートラインに立ち、ゴールを駆け抜けることができてとにかく嬉しい。応援してくださった方々全員に感謝しています。
ただ本来、レースというものはもちろん勝負をしなければいけない。
今回、当然だが勝負はできなかった。でも本当はレースに参加したい。競走がしたい。勝負がしたい。実際出てみて、肌で感じて、そういう舞台に勝負できるレベルで参加したいと思った。でも現実的は難しい。
だから、もう出ることはないと思う。それにこの経験は一回で十分だ。それだけの経験だったし思い残すことは何もない。
それでいい。「日本選手権で順位がついた」ということが自分としては十分すぎる納得の結果だから。記録にも記憶にも残る。貴重な財産になることは間違いない。
ということで、しばらく休んで(余韻に浸って)、また元気に自分のフィールドに戻ろうと思う。普通の市民ランナーとして、次の目標を見つけて走り続けたい。
レース前後やレース内容の詳報は長くなるので次回ということで。
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