話題作りには良いかもしれないが → ×
徳島市による「燃やせるごみ」を「分別頑張ったんやけど、燃やすしかないごみ」に名称を変更しますとの表明が一部で話題になっているようです。
ごみ減量化と資源の再利用化のための意識改革とのことですが、本気で継続的に取り組むのであれば、プレスリリースに限ったアナウンスだけでは効果が薄いのではないでしょうか。「燃やせるごみ」用の有料ごみ袋への印刷も含めて、正式名称をすべて置き換えるくらいの腰の据わった対応を取らないと、効果を伴う実効性が乏しいと感じました。
ただし、それをやったところで、ごみ減量化と資源の再利用化は、目にみえるほど実現できるかどうかなんともいえないところでしょう。ごみ減量化と資源の再利用化を本当に推進したいなら、むしろスローガンとしての話題作りより、具体的に市民のインセンティブに訴える施策を考えるのが妥当だと感じます。
市民のモラルに訴える「だけ」では、やってる感を醸成するアリバイづくりと取られても仕方がないようにも思ってしまいます。
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