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Culture Centered Design

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街で見かける使いやすいもの使いにくいものを○×で評価しています。
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2023年4月の記事一覧

クッキングシートも一緒に切り分けられている → ◯

蒸しパンやパウンドケーキなどはその特性上、クッキングシートに載せて焼かれた後、シートが付いたままの状態で袋詰めされて販売されることが多いと思われます。 ものぐさとしては、切るのが面倒なのでカットされた状態のものが食べやすいのですが、カステラのように切り分ける際には、台座となっているシートも含めて全部がカットされているのが良いと感じました。

スライドスイッチに見えなかった → ×

某金融機関のアプリ画面です。支払いモードを3つの状態を切り替えることができるのが売りだったのに、どうしても切り替えをすることができませんでした。 「支払いモードに設定→」は通常の押すボタンだと思っていて、何度もタップしていたのですが、何も変化がありませんでした。おかしいなとは思いつつ、しばらく放置していましたが、サービスについての情報を探していたところ、そのサービスの紹介をしているYouTube動画を発見しました。 その動画で驚愕の事実が判明しました。「支払いモードに設定

会計の歴史にまつわる展示物が面白い → ◯

先日クラウド会計ソフトのfreee株式会社で、「freee技術の日」というオフラインイベントを見てきました。内容については興味深いものでしたが、来場された方のブログ記事などに譲りたいと思います。 会計ソフトの会社だからでしょうか、会場の隅のほうに、大福帳や昔の洋式簿記のノートなど会計の歴史の展示コーナーがあって大変面白かったです。むしろこればっかり眺めていました。 これらの品は比較的ひっそりと展示されていて、注目度は低かったのですが、興味を持つ人は結構いるのではないかと思

丸ノ内線と大江戸線の色が近い → ×

もちろん運営主体が異なることなどに加えて諸事情があったことでしょうし、明るいところでよく見れば違いがわかります。 しかし太陽光が降り注ぐ明るい場所ではなく、薄暗い地下でこれらの案内サインを見ることがほとんどなので、区別がつきにくく問題となります。

読めない標識はあっても仕方がない → ×

住宅地にある交通標識が汚損されていてほとんど読めません。おそらく自転車侵入禁止だろうと微かに残った形跡から推測できます。 真面目にルールを守らせようとするなら、読めるように交通標識を新しくするべきでしょうし、もし違反の恐れがないようなら撤去してしまっても良いのではないでしょうか。 読めないほど劣化しているのに、そのまま放置しておくのがまずいと感じました。

シールが途中で切れてしまうと極端に面倒になる → ×

100gずつシールで束ねてまとめられている結束タイプのスパゲティをよく見かけます。計量の手間が省けるのでつい買ってしまいます。しかし意外な弱点があるのです。 通常はシールを引けば簡単に束ねてある状態を解くことができます。しかしまれにシールが途中で切れてしまうことがあるのです。そうすると、手で引きちぎるのは結構大変で、変なところに力が入るとスパゲティ本体を折ってしまうことさえあります。 仕方なくハサミを持ち出してことなきを得ることになります。このように利便性を高めるように最