![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/143882522/rectangle_large_type_2_63575cf6fa00aa54e47b72de2ce64458.jpeg?width=800)
テイラー・アンダーソンカップ2024 IN 女川<試合前日>
2024年6月7日(金)テイラー・アンダーソンカップを翌日に控え、選手およびスタッフでテイラー先生にご挨拶に伺いました。
テイラー・アンダーソンさんはアメリカバージニア州出身の英語教師(JET)。あの3月で任期を終え、故郷に戻ってボーイフレンドと新しい人生を送る予定でした。ご両親は、日本が大好きで日本に行くという夢を生きた娘を誇りに思う、彼女が生きていたらしたであろうことを代わりにしたい、とテイラー・アンダーソン記念基金を設立。石巻や女川などの小中学校にテイラー文庫を設置する活動を続けていらっしゃいます。2023年には、石巻南浜津波復興祈念公園にテイラー先生の記念碑が設置されました。
![](https://assets.st-note.com/img/1718243665785-BnZhK7Pfhv.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1718243642892-sFPUVtUqUL.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1718246652411-dnmYSsY1Rs.jpg?width=800)
その後は、木工作家の遠藤伸一さんのご自宅跡に伺って、お話を伺いました。
![](https://assets.st-note.com/img/1718245117480-qBpmSpjJzY.jpg?width=800)
あの日。伸一さんは、お子さん3人を引き取って自宅に戻った後、ひとり暮らしの親戚のおばさんの様子を見に行こうと出かけ、ご自身も津波に遭いました。翌朝戻ると自宅は跡形もなくお子さん達も犠牲に。自暴自棄になるなか、テイラー先生のご両親からテイラー文庫を制作してほしいとの依頼を受け、前を向くきっかけになったとおっしゃいます。選手スタッフには当事者だった人も多いので、当時の話しを振り返りながら翌日の試合への気持ちを確認していました。
![](https://assets.st-note.com/img/1718245754231-Zwy9avKxsk.jpg?width=800)
そしてテイラー先生が勤務していた渡波小学校へに設置されたテイラー文庫を訪問させていただきました。
![](https://assets.st-note.com/img/1718246220701-QUvF9akOHC.jpg?width=800)
最初は遠慮がちだった子ども達も、ハイタッチしたあたりから緊張がほぐれ、最後は追いかけてきてサイン攻めしてくれました。試合観に来てね、サッカー教室も来てね、と楽しい交流の時間になりました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?