《歯列矯正》マウスピース矯正に踏み切った女の記録⑨ 親知らず全部抜いたぞ!!《インビザライン》
ついに…
ついに……!
全ての親知らずを抜き終わりました!!!!!
長かった。
歯列矯正についてマガジンを纏めているわけですが、実際の矯正に至るまでの記事で既に8回ってどんだけ焦らすの!って話ですが😂笑
筆者にとっては「やるぞ!」という契りを交わした時点で既に歯列矯正が始まっているというカウントなので…。お付き合い下さった方々、ありがとうございました🙇🏻♂️
それでは、もう4回目にはなりますが…
最後の親知らずを抜いた体験記も残していこうと思います。
① 先生達も慣れきってる
午後イチの治療っぽい。
椅子に座ります。
衛生士さんが「前回と同じ注意事項なんで、よろしくお願いしますね、」と言い残し去る。
先生が来る。
躊躇なく麻酔が施される。
痛い。
顔を顰めます。
数分待機。
抜いていきます。
このルーティンももう最後か…
(よほどのことが無ければ)2度と体験することが無いのか、と思うと、なんだか不思議な切なさがあります。
② 今回一番痛い
麻酔が効いていることをチェックされ、抜歯が始まります。
「痛かったら右手あげましょうね〜」と先生。
グッ、グッ……
(いてーー………)
普通に痛くて苦笑いが零れます。
え?え?
麻酔これ効いてるよね?
いや、チェックして先生も自分も効いてることを確認済みだからそこは大丈夫。
なんか、今までで一番「引っこ抜いてる感」が伝わってきました。
そして、私が右手を挙げてしまったせいで先生のペースも崩れます。
真っ直ぐ生えているはずなのになかなか抜けない親知らず、緊張の限界を超えて治療中にこぼれる「はアァァァァ…………」という私の溜息。溜息をつきたいのは先生だよ。
もうこうなったら、心の中で氷室先生に向けてエールを送るほかありません。
頑張れ…頑張れ…もう痛くてもいい…私の痛みのキャパ超えてもいいから頑張れ…とにかく抜いてくれ……
…、ころり。
「ぬけまはた?」(訳: 抜けました?)
「あーうん、抜けたよー」
そして傷口を縫うために止血するのですが、先生が淡々と「今日出血多いなー」と呟きます。さながらその姿はハンニバル・レクターのようです。怖いこと言わんでくれ!
前回より長めにガーゼを噛みます。もちろん痛いです。
数分後、衛生士さんにガーゼを外してもらうのですがよだれの洪水でした(ほんと汚くてすみません)。
衛生士さんが笑ってくれて良かったです。
③ 4本抜歯した感想
当初の予定通り4本抜歯が終わったので、まとめみたいな感じのことを述べておきます。
まず、改めて「生まれ持って歯並びが良い人」がめちゃめちゃ羨ましくなりました😂
いくら基本の歯並びに不要とはいえ、噛み合わせに参加していた歯を4本抜くわけですから当然負荷はかかります。
下顎は重要な神経が通っている場所なので痛みも続くし、完治するまでは半年またはそれ以上かかることもあると聞きました。
歯科を巡れば抜歯しない歯列矯正もあったかもしれませんが、一度は決断したクリニックから勧められた抜歯です。
納得して決断したのは私なので後悔はしていませんが、(世の中にはこんな思いをしなくて済む人達が存在するのか…)と思ったら、人生の理不尽さを思い知るこになりました。
そして次に思ったこと。
1回1500円しない程度の値段で毎回しっかり人生の瀬戸際に立たされる経験は、なかなか無い。(笑)
上の歯は下ほど神経の負担は無かったですが、やはり毎回冷や汗は出たし、震えも起きました。
自分は口内が見えないので(見たくはないけど)先生に任せるしかないんですが、抜けるまでの数分のうち一瞬だけ「このまま永遠に抜けない気がする」という絶望を必ず味わいました。
ゲームをしたり映画を見たりと恐怖の追体験をするツールはありますが、それよりも安い値段でこんなに「生死の境目」を感じられる体験はなかなか無いことだと思います。
明日は消毒して、来週からついにマウスピースと対面します。いよいよ歯列矯正本番!という感じです。
次回の記事以降も、またお付き合い頂ければ幸いです。
最後までお読みいただき有難うございました!🙇🏻♂️
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