メキシコ旅行1日目


メキシコに来たきっかけ


2020年にコロナが蔓延し始める前、2019年までは年2,3回ほど海外旅行に行っていた。
最後に海外旅行に行ったのはイスラエルだったのだけれども日本にいては見れないものを沢山見ることが出来てとても楽しかった。

そこから、早3年やっと海外旅行に行ける雰囲気になったということで中米メキシコに来ている。

実はメキシコは以前2週間ほどアメリカ西海岸を周遊した際にサンディエゴ経由でティファナに行ったことがあったのだけれど、入国した途端発展途上国感が出る・チーノとまくし立てられ煙草の吸殻を投げつけられるなどあまり良い体験では無かった。しかし、その後タビオロジというYouTuberのチャンネルを2,3年ほど前から観るようになり彼らがロックダウン中1年以上メキシコに滞在して、色々な動画を出していたことから改めてメキシコに興味を持ち、今メキシコシティのホテルでこのブログを書いている。


出国〜入国まで


個人的に都内から成田空港まで行く最善策だと思っている東京駅発の高速バスで成田空港へ。
その前に日本っぽいものの食べ納めということでKITTEの中にある松戸富田麺絆へ。
オーソドックスなつけ麺を頼んだのだけどセブンイレブンのチルド麺で食べる味に近いなと思った。ただスープの中に比較的大判のチャーシューが隠れていてそれが美味かったかな。セブンイレブンの再現度は凄い。



つけ麺を食べた後はバスで成田空港へ。ちょうど大学の学部時代のゼミのOB会がZoomで開催されていてマイクもカメラもオフの状態で恩師の話をラジオ代わりに聞きながらに移動した。専攻していたのは環境経済学だったのだけれども先生の話の中にはサービス・ドミナント・ロジック的な話なども出てきて別々の場所で学んだものが少し繋がった感じがした。


そして成田へ。成田空港の国際線ターミナルは恐らく3年ぶりなのだけれども色々な店舗が休業・廃業しておりゴースト商店街のようだった。正直香川の高松空港の方が充実しているのではないかと思ってしまうくらいに。出国手続き後もイトーヨーカドーのフードコーナーと変わらないようなレストランが一店舗のみで自分の知っていた成田空港は別のものだったのかも知れないと思ってしまった。


その後、ANA最長の成田〜メキシコシティ直行便へ。約13時間かかったのだけれどもそこそこしんどかった。機内でのハイライトは搭乗してすぐに席がバラバラになったメキシコ人夫婦に席を交換して頼まれたことと前に座っていたメキシコ人のおっちゃんがトムとジェリーの映画を2周していて奇妙だったこと。そんなに面白かったのか…?
前者についてはわざわざ通路側を予約したところ窓側に交換してくれと言われたので丁重にお断りした。結果、二席連続の席が空いていたので夫婦はそちらに移り一件落着。隣の席も空いたので一人で二席使えてラッキーだったな。断ったときは気まずかったけど。13時間の長時間フライトも映画4本と本1冊読んでなんとか乗り切り、ついにメキシコ入国へ。入国審査も英語が通じたのでサクッと通過出来て良かった。


入国後


TelcelでSIMカードを買い人生初のUberを使うことに。2022年の6月くらいから空港の敷地内でUberが禁止されたという情報をTwitterで見たので向かいのホテルの前から呼ぼうとしたものの位置指定が上手く行かず、空港側まで戻ってみたところ現地人も皆Uberを使っていたので呼んでみたところ普通に使えた。1から6までゲートがあるうち、4から6までしか選べなかったのでタクシーのシマとUberのシマみたいな感じで別れているのかも知れない。メキシコシティ内だとバスターミナルも規制されているらしくタクシードライバーの雇用を守るための活動が盛んな様子。このあたりのルールはちょくちょく変わるみたいなので周りでスマホ片手に待っている雰囲気の人がいるかで判断すればいいと思う。


ちなみにタクシーを使う方が高かったり流しのタクシーを使うと遠回りされたり、人気のない場所に連れて行かれて現金や貴重品を強盗されるみたいな話もあるのでまずはそういった部分を改善していくことが必要だと感じた。Uberは1,000円くらいでいけるところ混雑で1.5倍になり1500円ちょい。Uberの運転手にハポンと伝えたらウルグアイという単語で返してきたのでウルグアイ出身なのかなと勝手に思っていたら行き先の住所にウルグアイが入っているだけだった。スペイン語難しい。


ホテル到着後〜散策


ホテルは中心地のソカロ広場からすぐのところを取ったのだけど必要最低限のビジネスホテルくらいの感じで必要十分な感じ。ただし冷蔵庫が無いのでビールが冷やせない。
早速荷物を置いて散策に出かけたところ思っていた以上の中心地で体感の人口密度は渋谷センター街の2倍くらい。強盗にあったらなど心配していたものの警官も人も多いのでスリさえ気を付ければ問題なさそう。



事前に見たブログには危険すぎてカメラなんか出せないと書かれていたけど普通に一眼レフぶら下げている外国人もちらほら居たのであまり気にせず撮影する時だけ取り出すスタイルで何枚かスナップを。
その後は1kmくらい歩いた後に飛行機であまり眠れず疲れていたのもあり、コロナビール直営のバー Salon Coronaでコロナの黒ビールの生とタコスを頂いた。
コロナの生ビールは世界でもメキシコでしか飲めないそうで特に黒が人気だそう。味は薄い黒ビールって感じでアサヒの黒ビールとコロナの普通のビールのハーフ・アンド・ハーフみたいなニュアンス…?スッキリしていてタコスには合う味だった。



Salon Coronaのタスコはそこまで旨くないという情報は見ていたもののファーストタコスをここで食べてしまったの図。それでも日本で食べるのとは別物な旨さだったな。やはりきちんとトウモロコシのトルティーヤを使っているのが一番の違いだと思う。



そして下がその後別のタコススタンドで食べたやつ。豚肉のタコスとトリッパ(臓物)のタコスで合計32ペソだったので220円くらい? コロナのバーのタコスが割高に感じたのですぐに切り上げたのだけど英断だった。コロナの方は1つで30ペソくらいするので。



2回目のタコス後はセブンイレブンでビールを買ってシャワーを浴びた後に飲みながらこのブログを書いている。セブンイレブン、かなり人が入っていて繁盛していたのにも関わらず、20ペソのビールを買うのに50ペソ出したら30ペソのお釣りが無いとのことで、レジのおっちゃんが裏からわざわざ持ってきてくれた。優しいけどそんなことある?という感じ。高額紙幣を出すとお釣りが無いと断られるという情報は知っていたけど。


初日感想


飛行機の中でバットマンを観たことややたら治安悪い情報が多いこともありメキシコシティ=ゴッサムシティくらいの感じで身構えていたのだけども心配しすぎだったなと。これまで行った中だとLAに雰囲気が似ている気がする。キャップを被ってマスクしていることもあり、多分日本人だと思われておらずスペイン語が通じなくて困るというシチュエーションが既に4,5回あったわけなのだけどメキシコ人はわからないながらにもなんとかしてくれる優しさがあって良き。昔ロシアのスーパーでおばちゃんにブチ切れられながら会計したのが懐かしい。
久しぶりの海外旅行だったけれども三現主義的な感じで実際に来てみないとわからない事が多いと改めて実感した日だった。海外旅行にも行けずひたすら在宅勤務をしている日々に気が狂いそうになり勢いで決めて来たけど今のところ来て良かった。明日は5時間ほどかけてリメンバー・ミーの死者の国のモデルになった街、グアナファトへ。13時間も飛行機に乗ってきたので5時間は耐えられるはず。


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