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2020年10月の記事一覧
10/14〜19 調布のスロー
地下にある行こうとしていたカレー屋が既に営業開始時刻を過ぎているのに、開いていなかったために、階段を登り返し、首まわりの筋肉と背骨が密着する感覚を彩らせながら、ぽっかりと空いた感覚によってひらめく不安感がビニール袋みたいにくしゃくしゃになってお腹が意思に後からついてくる、そこから広がるタコの足のような気と、あまりにも鋭い足運びで、地上に出て、雲がながれ首は色濃く上を向く、懐かしい風が立ち並ぶビルの
もっとみる10/5〜10 夢ード
風邪を引いたんです。あと、迷いがあって、あまり書けなかったんです。体調を表す良い指標になりますね!
青くて色白の男が黒髪ロングの綺麗な人とセックスをしているのを斜め上のアングルから見て、とても性欲を感じさせない大人なセックスだった。そんな夢を見て、何も不快なことも快いことも考える余裕のない朝を迎える。スープを1スプーン、口に含んだ。断食27日目のことだった。喜びが全身に駆け巡る。この感覚を忘れて
10/3 焦りのない黒
短いスカートを履いて短めの黒髪を被って歩いている。閃きだとか、そんな簡単な言葉を使わないで、ずっと深いところまで知ろうとして、親身に正面から向き合うことで、線みたいに、心が優しくなることがあって、自分に好かれるような小さな所作が、思いもよらない影響を及ぼしていて、地面が遠くの通りにまで続いていることに解される身体の感覚があって、曲がろうか真っ直ぐ進もうか、翻弄している感覚が楽しくて、でも最後は好か
もっとみる10/2 ピンクドラゴン
10月2となり、1日が終わるとその月の終わりがほど近いものに感じる。焦るとかではなくて、ただ淡々とこなさないとな、という心。他の芸術が小説に還元されているようなのも、日付を鮮明に知覚するということも、この習慣は素敵。
例えば生涯のうちに感じる、恐怖や苦痛がピンクの球体となって、部屋に飾ってあったら、僕は青空とこの寂しげな街並みをどんな風に感じれるのだろう。予め、死ぬ時が用意されているような暖かさ
9/28・29・30・10/1 果てしない朝
4日隙間隙間という感じになっちゃった。出来るだけ1日1本にしたいところ。文字少なくなっても、物語がなくなっても、あれだけど。
いつもよりも広く見える空が、浅くて優しい感性で、その説明のなさのうちで、しっとり胸骨の裏側のスクリーンに投影され、仲間内で、ラブリーな心となった。彼女の前の彼氏の写真がアルバムから出てきて、それがかなりイケメンで文化的な身なりで、求められる中でどんどんと隙間は出てきて、入