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ドローイング

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2020年9月の記事一覧

9/27 ガソリンの匂いへの好感

9/27 ガソリンの匂いへの好感

街路樹から見る百会の可愛さを正面に溶け込ませながら、意識を感じる意識で、そのエコな遊びで、楽しんでいる。自分の過ちとして、降りかかってくる、コンクリートのこぼれも、にわか雨も、僕ではない誰かに鳴らされたクラクションも、数式張ったタイルも、意図ばかりの単純接触効果も。そこに重なるように、まだ見ぬ愛が薄透明な形で、物質感を持って泳いでいるのがわかる。ぐにゃぐにゃとした縦も横もないような空間で、奥行きも

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9/26 死の軽さ

9/26 死の軽さ

全然最近書けてなかったから、今日からね、毎日朝1に、昼夜逆転してたら起きたタイミングでドローイング書く。

浴槽に浸かる身体を浴室の壁になった気持ちでデッサンする。右腕を肩から丁寧に伸ばし、浴槽の縁に旅人みたく乗せ。湯の暖かさで剥がれていく精神のような物理体が、湯の暖かさへと溶けていく。無数の旋回する気の先に開いた瞳孔の夢がある。鯨が泳いでいる。とにかく大きくて優しい。人間社会が生み出せるような拙

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9/7〜AVに頼らない射精

9/7〜AVに頼らない射精

この身体が得意になることがある。電車の窓に映るシルエットは絵に描いたような女の子で、チェック柄の短いスカートを履き、半袖なカッターシャツ、ローファーと長いとも短いとも言えない白靴下。電車が揺れ、咄嗟に吊革を掴むその華奢さ、あどけなさに、守りたいと思わされる。身体はやっぱり私の所有物ではない。私はこの身体をずっと愛していきたい。トンネルを抜け、電線と街並みが凄い勢いで流れていく。引き伸ばされながら存

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9/1〜 起点起点

9/1〜 起点起点

怖い絵。ずっと、前の話。知らないこと沢山あるし、思い描けるものは全部この世界のことだから、相対性を分かち合って手を繋げる。勇気なんて節目っぽい感性は、寝かされたパン。夜の間起きていることを得意げになって、どこかでやってる知らない人の暮らしもありふれたものだって、瞼が重くなって、世界に甘えるみたいに眠る。限りがあるから、パンツを履かずにゆるゆるになったズボンを履いてる。朝は暖かい知らせ、隙があるよう

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8/30〜 身体に住む生物たち

8/30〜 身体に住む生物たち

スマホを持つと液晶が光り始める。水晶玉みたく、魔法が手元にある。ロック画面には何も入れたくなくて、色や存在さえないものを設定したいけれど、この次元ではたぶん不可能だから仕方なく白、原色の白、限りなく無に近い色を入れている。まず時間、日付が目に入る。時間という社会的なものは、ずっと生に含まれ続け、こうして表示されることに便利さを感じるという反応をしている。指が動かないことを知る。パスワードを設定して

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